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OffTime11月号 編集後記

編集長/黒木 正和

 最近つらつら思うことだが、高齢化が急速に進んでいるというのに、老人を取り巻く環境は殆ど変わらず、相変わらず優しくない気がする。何も特別な事は要求していないのだが無神経さが目立つ。つい先月末の事だけれど、小生の叔母の一周忌があり、さすがに医家で喪主の長男その姉弟が医師だったこともあり自宅での法要は不便ではなかったが、亡き叔母の姉で小生の亡母の妹である歳の叔母にとって料亭での会食は苦痛以外の何物でもなかっただろう。福岡では老舗の○○荘、迎えに来たマイクロバスの運転手は何かと気にかけてくれたが車内の座席に着くまで歩行補助器と人力で辿り着き、○○荘の駐車場から会食の席まで不自由な叔母にとっては時間と体力との戦いであったろう。料亭への石畳、段差、部屋への通路を歩行補助器と人力。マイクロバスにリフトがあれば、料亭側に車椅子があれば、要所に手摺りがあればと強く思った。基本的なおもてなしを忘れている。

●Off Time発行元

ドリームシェア株式会社
株式会社コマーシャルアーツ

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