編集長/黒木 正和
孫を持つ筆者にとって、そのニュースはまさに驚愕と衝撃であった。発生から現在(2月15日)に至る事件の詳細が明らかになるにつれ、ワナワナと胸に妙な波がたち、フツフツとマグマのように怒りが強くなってくる。 心愛ちゃんの虐待死事件である。犯人である父親の栗原とその妻、小学校、野田市教育委員会、千葉県柏児童相談所の大人達全員にである。スマホで殴ったり蹴ったりの虐待場面を撮影していた父親は鬼畜そのもの。怯えて黙視していた母親は、コノコノタメナラワタシノ生命ハナ クテモカマワナイという母性をどこに置き忘れてきたのだろう。末尾を先生なんとかできませんかと結び、嗚咽に耐え、心底から叫んだアンケートの 文字の精いっぱいのSOSをないがしろにした教育関係者の人間性そのものを疑う。それにしても最近、この類いの子殺し親殺し事件が頻繁に起こっている。如何にかならないものか。想う以上に根が深い気がする。
●Off Time発行元
ドリームシェア株式会社
株式会社コマーシャルアーツ
株式会社コマーシャルアーツ
この記事へのコメントはありません。