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OffTime1月号 まちかど口福探訪

Off Time編集部オススメ まちかど口福探訪

福岡・北九州の見知らぬ街角。
旅人になった気分で歩いてみれば、今まで気づかなかった美味しいお店と巡り合う。
そんなささやかな外食の愉しみ。

リリーバリー

白砂糖、乳製品、動物性の食品を使わないヴィーガンスイーツショップ。
ニューヨークのセレブリティを始め、認知度が高まっている「ヴィーガンスタイル」。
卵や乳製品はOKのベジタリアンよりもさらに一歩すすみ、乳製品や動物性の食品を一切とらない完全菜食主義者をさすらしい。
最近では食生活に留まらず、生活全般にヴィーガンを取り入れている人も多いとか。
2013年9月、そんな話題のヴィーガンスイーツが福岡に初上陸。
アンティークの扉を開くと園木浩子さんと珠江さんの美人姉妹が迎えてくれた。
「大好きなお菓子で自分を表現しながら生きていこう」と開いたこの店は、ふたりの現在進行形の夢と愛情にあふれている。
フランス菓子の基礎を生かして独学で学んだ浩子さんが毎朝6時半から仕込む「その日売り切り」のマフィンは、小ぶりながらもちっとした弾力があって食べごたえ充分。
「今、クリームケーキの試作中なんです。
これからも一般の洋菓子の真似ではないヴィーガンらしいお菓子を作っていけたらいいな」。
はつらつとした笑顔にこちらまで元気をいただいた。
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「マフィン」(全粒粉、3ナッツ、グリオットチェリー各180円)、カカオ分70%の濃厚な「ブラウニー」(420円)、香ばしい玄米粉入りの「アーモンドケーキ」(420円)に加え、「サラダ」(レギュラーサイズ1,000円、ハーフ680円)も好評。
高い天井が清々しい空間には好きなアートが並ぶ。
店名は、フランスでは幸せを呼ぶ花とされるスズランから命名。
「私もお客様にヴィーガンを通して幸せを届けたいですね」。
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リリーバリー
Add/福岡市中央区赤坂1-8-25 プリーマ赤坂1階
Tel/092-791-1619
Open/10:00~20:00、土曜日~18:00
定休日/日曜日、祝日
HP/Facebookをご覧ください。
あなたのOff Timeは?
マッサージとカフェ散歩(姉の浩子さん)。

スカイウォーク

食べることは、生きること
みんなの笑顔あふれる自然食品店。
北風に身をすくめ、扉を開けると、緑の葉をぐんと伸ばした有機野菜と店主の村本さんの朗らかな笑顔が迎えてくれる。
棚には調味料、お茶、お菓子、入浴剤や洗剤などの日用品が並ぶほか、奥のイートインスペースではランチやお茶ができるとあって使い勝手はバツグン。
さて、まずは店でこしらえる「ぜんざい」を注文した。
玄米餅、葛、有機小豆など素材はすべてオーガニックというから有り難い。
次にデトックスに良さそうな「人参酵素ジュース」をオーダー。
2本の有機人参を、酵素を壊さない低速ジューサーで絞った贅沢な一杯は、林檎ジュースの甘さと人参独特の濃厚な滋味がとけ合い、油断すると一気飲みしたくなる美味しさ。
「体にいい素材を食べると、人にも自分にもやさしくなれるような気がするんです。
クヨクヨする時間すら勿体ないって思えますしね」と笑う村本さんと話すのを愉しみに訪れる老若男女が多いというのも分かるなあ。
「楽しいから休みは必要ない」と微笑む村本さん、天職ですね。
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たっぷりの有機小豆と葛、デーツで甘みをつけた体にやさしい甘みが嬉しい「ORGANICぜんざいセット」(540円)。
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注文後にしぼる「人参酵素ジュース」(450円)。
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近所に産婦人科や幼稚園などが多い場所柄、子育て中のお母さんの強い味方。
スカイウォーク
Add/福岡市中央区警固3-1-28・1階
Tel/092-791-8312
Open/9:30~19:00、土曜日、日曜日、祝日~17:00
定休日/なし
HP/http://ameblo.jp/organicshopskywalk/
あなたのOff Timeは?
映画鑑賞で旅行気分を味わいます(店主)。

月天

焼めしとラーメンでこの道40年
親子2代で営む懐かしの店。
アートと自然とが融合した動物園「到津の森公園」に立ち寄った小春日和の午後。
心地よい疲れと空腹を抱えて、ついふらりと立ち寄ったのが、こちら。
赤提灯が郷愁をそそる小さなラーメン屋「月天」である。
ガラリとアルミの引き戸を開ければ、左には阪神グッズ、目の前にはメニュー表、湯気があがる厨房には誰もいない。
もう一度声をかけると、奥から女性店主が姿を見せた。
手際よく作ってくれたラーメンは、あっさりめのスープがお腹にやさしい。
さっそく取材を申し込むと、「あら。うちの一番人気は焼めしなんですよ」と言われるので、すかさず頼むと、「入ります?」と目を丸くさせながら中華鍋を振ってくれた。
態勢のせいか、エプロンの肩紐が左だけずれ落ちているのが微笑ましい。
あっという間に完成した焼めしも米一粒一粒がパラパラとして、完成度が高い。
気取りは無用、だけどちゃんと美味しい。
こういう店こそ絶滅品種じゃないけれど、大切にしなければと思うのです。
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「焼めし」(430円)、ラーメン(430円)。焼めしの量が半分の「はんちゃんラーメン」(700円)、「はんちゃんチャンポン」(800円)もお得で人気。
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昔ながらの昭和のたたずまいもいい。
月天
Add/北九州市八幡東区川淵町16-1
Tel/093-651-4956
Open/11:00~16:00、17:00~20:00
定休日/日曜日
あなたのOff Timeは?
ゴルフと野球(2代目)。

ガネーシャ

地下に潜れば、そこはインド本格派のカリーが待っている。
美しさも醜さも生死すらも渾然一体といわれるインド。
『ガネーシャ』は、そんな混沌を地でいく創業26年目の老舗である。
ランチどきは常連らしき人々が無心の面持ちで巨大なナンをひきちぎり、黙々とカレーを口に運んでいる。
どれ、私もとメニューをにらみ、“カレーを食べこんだ人”向けの「コルマカリー」を注文したら、真っ黒いルーが到着。
おそるおそる一口。
ん…思ったほど辛くないと思いきや、脳天から足先まである種の爽快感が突き抜ける。
ニンニクと生姜、タマネギ(二日がかりで黒光りするまで炒める)に香辛料というシンプルな素材を丹精込めて煮込んだだけに、まるで半身浴みたいに体の芯から温まる。
店主の荒木さんは、カレー業界ではちょっとした有名人。
「当初、ココイチみたいなカレー屋を目指したんですけど勉強するうちに行き着いたのがインドカリー。
コルマカレーはなぜか妊婦さんにも人気があるんですよ」。
まるでインドを旅したような気持ちになるこちら、ぜひ体感して欲しい。
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オリジナルソースのタンドリーチキンやラッシー、サラダが付く「コルマカリーのCセット」(1,580円・日曜日、祝日、平日夜のみのメニュー)」は、ボリューム満点。
ほんのり甘くて美味しいナンの大きさにも仰天する。
ほか限定20食の「お昼のサービスランチ」(980円)もお得。
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ガネーシャ
Add/北九州市小倉北区魚町2-3-20 百万両ビル地下1階
Tel/093-541-2608
Open/12:00~O.S14:00、17:00~O.S19:30
定休日/月曜日
あなたのOff Timeは?
気になるカレー屋探訪(店主)。

【お詫び】

12月号でご紹介した「旬の居酒屋 しんご」の見出しで【長府の居酒屋】と表記しましたが、正しくは【唐戸の居酒屋】でした。
訂正してお詫び申し上げます。

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