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OffTime3月号 編集後記

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編集長/黒木 正和

  画家野見山暁治は福岡県飯塚市で炭鉱経営者の子として生まれ、嘉穂中学(現高校)から東京美術学校(東京藝術大学)で洋画を学び、第2次世界大戦で応召され満洲へ。
 帰国後妹の同級生だった内藤陽子と結婚、1952年渡仏し12年間滞仏の間、妻陽子が29歳で夭折、帰国して東京藝術大学助教授、1972年教授就任。後妻は福岡の高級クラブ「みつばち」のママ武富京子で別居結婚するも2001年クラブ閉店後京子ママ死去。博多駅の「海の向こうから」、福岡空港の「空のみなと」のパブリックアートは同じ福岡県民として誇らしい。
 戦争で命を落とした学友たちの遺族を訪ね、集めた戦没画学生の絵は、現在長野の慰霊美術館「無言館」で展示されている。飯塚名誉市民第一号で、母校嘉穂高校での講演で生徒たちのそれぞれの絵の個性を愛でながら“絵は上手くなくて良い”と穏やかな笑顔。2014年文化勲章を受章した現在101歳の画家は練馬区と福岡糸島のアトリエで、飄飄とそよ風のようにキャンバスに向かっている。嗚呼、素晴らしき哉、人生である。

●Off Time発行元

ドリームシェア株式会社
株式会社コマーシャルアーツ

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