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OffTime9月号 一般財団法人 平成紫川会 小倉記念病院訪問レポート

一般財団法人 平成紫川会 小倉記念病院

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創立100周年へ向けて
地域のために、新たな一歩を
00_top「大正15年の創立から受け継ぐものに、若い力で新たな息吹を加え、次の100年の礎を築けたらと思います」。
JR小倉駅新幹線口に直結するアクセスの良さ、充実の医療設備や療養環境を備え、広範囲の連携体制を構築する小倉記念病院。
1日あたりの患者数は外来853人、入院625人に上る地域の中核病院として、「患者さんの幸せ」「地域の幸せ」「職員の幸せ」を経営理念に掲げ、地域完結型の医療をめざして急性期医療・高度専門医療の充実を進める同院の今について、病院長の永田先生にお話を伺いました。

透明性と公平性を追求

診療面においては、国内でもトップレベルの実績を誇る心臓病治療を「血管病変」という共通テーマで循環器内科、心臓血管外科、血管外科、脳神経外科、腎臓内科と連携して全身血管治療へ展開するなど、本院が誇る高度チーム医療のさらなる充実が目標です。
悪性腫瘍に対してもさらに応用を期待しています。
カンファレンスや回診も含め、外科と内科が共同で治療に取り組むのは素晴らしいシステムです。
25の診療科の専門性をしっかりと横につなぐことで、患者さん一人ひとりにとって最善の高度先進医療の提供をめざします。

高度チーム医療の推進

診療面においては、国内でもトップレベルの実績を誇る心臓病治療を「血管病変」という共通テーマで循環器内科、心臓血管外科、血管外科、脳神経外科、腎臓内科と連携して全身血管治療へ展開するなど、本院が誇る高度チーム医療のさらなる充実が目標です。
悪性腫瘍に対してもさらに応用を期待しています。
カンファレンスや回診も含め、外科と内科が共同で治療に取り組むのは素晴らしいシステムです。
25の診療科の専門性をしっかりと横につなぐことで、患者さん一人ひとりにとって最善の高度先進医療の提供をめざします。

急性期ニーズに応えて

また、救急告示病院の指定を受ける高度急 性期病院として、地域と連携した救急医療体制も強化したいですね。
本院はハイブリッド手術室を含む手術室(全12室)をはじめ、心臓カテーテル室(6室)、血管造影室(2室)、ICU(20床)、CCU(20床)、セミCCU(20床)、SCU(15床)、HCU(12床)、無菌室(15床)など最新型の医療設備もフルに稼働して、急性心筋梗塞や脳梗塞など年間9,000例以上の救急症例を受け入れています。
医療総合 支援連携センターを通じて、在宅部門との連携もさらに密に深めたいと考えています。

安心と信頼の医療とは

職員に対しては、患者さんの満足を第一に、と伝えています。
一緒に病気を治しましょう、という気持ちで患者さんの立場に立って考え、治療や手術を理解していただき、満足していただくことに尽きます。
技術だけではだめです。
個室やアメニティの充実など療養環境を生かすのも職員一人ひとりです。
研修や地域への発信も通して、ぜひお互いに高め合い、本当の意味で期待に応える病院を、共につくっていけたらと思います。
01_sub左上
31回を迎えたkokuralive。
良質な医療を広めるため多くの医師に技術を公開。
02_sub右上
講演会や学会等の職員教育を行う講堂。
意欲や向上心に応える環境を整備。
pickup_追加_消化器センター
経皮的大動脈弁植え込み術(TAVI)。
各科で積極的に低侵襲の治療法を導入。
04_sub右下
関門海峡を望む特別室。
国際ニーズの高まる日本医療を体現するアメニティ。

~全国の注目を集めるセンターの今~

ここで、同院の長い歴史と真摯な取り組みの中で開設され、成長を続ける同院のセンターについて、一部紹介しよう。
●心臓病センター
循環器内科は、国内トップクラスの症例数と治療レベルを誇る。
特に経皮的冠動脈形成術による治療は5万症例を超えている。
心臓血管外科においても開心術症例は1万例をはるかに超え、国内有数の症例数を誇る。
血管外科では足部への血行再建バイパス手術にて国内有数の症例数を重ねている。
●脳卒中センター
国内有数の治療実績を誇る脳血管内治療は市内唯一の学会認定研修施設であり、最新設備の脳血管内治療ユニットで最先端の治 療ができる体制を整えている。
神経内科と連携しながらチーム医療を行っており、北 州市機能別救急医療体制における脳神経外科応需施設として24時間、365日、常に緊急手術、緊急治療を行うことができる。
●腎センター
腎臓病専門医と泌尿器専門医が4名ずつ常駐。
透析導入数は近年増加の一途をたどり、西日本で指折りの透析導入施設となっている。
近年、包括的腎不全治療の観点から腹膜透析で末期腎不全治療を開始するPDファーストに積極的に取り組んでおり、現在腹膜透析患者の増加数は全国一となっている。
●消化器病センター
治療内視鏡に積極的であり、内視鏡的止血 術(消化管出血)や、内視鏡的粘膜下層剥離術・内視鏡的粘膜切除術、早期食道・胃・大腸癌、内視鏡的胆道ステント留置(閉塞性黄疸)などを積極的に施行。
合同カンファレンス等で外科医と密に連絡をとりながら、患者さんにとって最善の治療法を提示し、実施している。
pickup_差替1
日々行うカンファレンス
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36床を完備する透析室

◆取材協力 一般財団法人 平成紫川会 小倉記念病院

05_gaikan
住 所 / 福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目2番1号
T E L / 093-511-2000(代表)
院 長 / 永田 泉
診 療 科 / 内科、血液内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌・代謝内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、緩和ケア・精神科、皮膚科、外科、心臓血管外科、血管外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、泌尿器科、乳腺外科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、麻酔科、放射線科、病理診断科
センター/ 心臓病センター、脳卒中センター、消化器病センター、腎センター、内視鏡センター、健康管理センター
病 床 数 / 658床(個室278室)
※ 内 訳 :一般病床591床(無菌室15床)、CCU20床、ICU20床、SCU15床、HCU12床
※一般病床の1床あたりの面積:個室 16.4~32.6m²(特別室除く)、多床室8m²以上(平均5.35m²)
職 員 数 / 1,254名(平成26年4月1日現在/パート含む)
施設基準等 / 地域医療支援病院・救急告示病院・臨床研修病院・外国医師臨床修 練指定病院 他
H P / http://www.kokurakinen.or.jp/
HP
リニューアルホームページ
近日公開!

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