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OffTime4月号 「私の休日」九州大学病院 石橋 達朗院長

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01_profile
 スポーツに燃えた青春!果敢に挑む精神は健在。
 一番ここに出てはいかんと思うのだが、と笑いながら登場された石橋先生。
 診療・教育・研究の充実を推進する「九州大学病院」(福岡市東区)の病院長として、多忙な日々を支える<Offの過ごし方>について話を伺いました。

運動神経を発揮

 若い頃からスポーツが好きで、学生時代はボールが小さなものから大きなものまで、色々な球技をやっていましたね。大学時代は卓球部で全学のキャプテンを務めました。卒業後はゴルフをしたり、テニスの医局対抗試合を楽しんだり…。野球も好きで、医局から教授が出るとドームを貸し切って教授就任野球大会を開催しました。とにかく体を動かすことが好きでしたね。

父の背中と進路

 医師を目指したのは、子供の頃です。親父が長崎の平戸で眼科を開業していて、地域医療ひと筋の背中を見て育ちました。小学校6年生の時に越境留学よろしく一人で福岡へ出て、百道中学校、修猷館高校、九州大学医学部へ。途中、悪の道へ逸れかけたこともありましたが、他の職業を考えたことはなかったですね。眼科へ進んだのは、当時の教授に呼び出されて「君は、眼科へ来るんだろう」と脅されたからです(笑)。実家は後輩が継いでいますが、昔からの患者さんも多いので、今も2ヶ月に一度、診察に通っています。

勝負事には熱く

 そういえば、麻雀もよくやっていました。学生時代は毎週のように仲間と集まっていたし、医局旅行では朝の4時、5時までやって、名所を観に行く時にはバスで寝ている(笑)。昼飯の時に起こしてくれていたのを覚えています。学会や会議で海外もあちこち行きましたが、一泊三日、なんてスケジュールがほとんどです。あえていえば、歴史を感じるヨーロッパ、特にベルギーあたりの街並みが好きですね。

空の上で休息を

 最近は、とにかく時間がない(笑)。自宅で夕食をとるのも月に2回くらいです。いわゆる飲んだり、食べたりの付き合いも多いので、若い頃には57kgだった体もどんどん足し算に…。今は、移動の飛行機の中で過ごす時間が、最高の〝オフタイム″ですね。イヤホンで音楽を聴きながら、ひたすら寝ています。先月も12回、飛行機に乗ったから少しは休めたのかな(笑)。

*

 びっしりと埋まったスケジュールを広げながら、快活に一笑される石橋先生。「そういえば先日、初めて相撲の九州場所を観に行きましたが、行司さんの後ろにいたからテレビに大写しになって、あとからみんなに言われました(笑)」とどこまでもサービス精神あふれるお話の中で、「若い頃から、毎日が闘いでした。九大病院といえば最後の砦、と来院される方がたくさんおられるのです。なかには失明だとかどうしても治らない場合もあり、その時に、ご家族も含めて納得していただけるような医療、まさに本院の理念である『患者さん、医療人にとって満足な医療』とは何か、今も、日々考えていますよ」。一瞬の、深い眼差しと笑顔が印象に残った取材でした。
02_卓球
大学時代、卓球部の試合にて。「当時は随分強かったですね。今も九大卓球部の部長をしています」
03_麻雀
医局旅行で熱戦中。「昔からみんなでワイワイやるのが好き。仕事も楽しくがモットーです」

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