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OffTime5月号 まちかど口福探訪

OffTime編集部オススメ まちかど口福探訪

福岡・北九州の見知らぬ街角。
旅人になった気分で歩いてみれば、今まで気づかなかった美味しいお店と巡り合う。
そんなささやかな外食の愉しみ。

ラ・ロシェル福岡

九州産の食材の個性が生きた
フレンチで非日常のひとときを
 「料理の鉄人」でおなじみのオーナーシェフ坂井宏行氏に師事した五島裕治シェフが腕を奮う「ラ・ロシェル」。2002年に開店した福岡店は、鹿児島生まれの坂井氏にとっても特別な意味を持つ存在だとか。
 取材当日、朝10時に店へ入ると、スタッフがグラスやカトラリーを磨いたり、花を生け替えたり、テーブルごとの光の向きを調えたり、開店準備に勤しんでいる。店が掲げる“日常からのショートトリップ”は、こうした日々の真摯な仕事によって支えられているのだ。
 料理をいただき、さらにその思いを強くした。どの素材も各々の「個」を発揮している。「西米良サーモンと春野菜のゼリー寄せ」は、脂分が少なくて濃厚なサーモンが野菜と溶け合いワインが欲しくなる味。希少な最高級ラム肉「ソルトブッシュラム」も生命力にあふれ、噛みしめるたび元気がわく。宮崎の農家から取り寄せた木の芽や野生のタラの芽があしらわれているのも嬉しい。「奇抜になりすぎないことですね。主役はお客様ですので」と五島シェフ。誠実な料理に心が晴れるようであった。

ラ4100
ラロシェル肉
ラロシェル内装
ラロシェル外装
ラロシェル09_3
ラ・ロシェル福岡
Add/福岡市中央区大手門1-1-5
Tel/092-716-5617
Open/12:00〜O.S14:00
18:00~O.S20:30
定休日/火曜日、第3水曜日(祝日を除く)
HP/http://www.la-rochelle.co.jp/
あなたの Off Timeは?  
着付けなど、和の嗜み。(コンシェルジュ)

美麗酒場couta(荒戸店)

一人でも大勢でもそれぞれに
愉しく呑める受け皿の広い一軒
 包容力のある店である。胡麻塩頭のおやじさんの一人呑みから、会社の同僚の日常呑み、女子会、はたまたカップルのロマンティックな夜だって。それはひとえに『couta』のオープンキッチンで働く店主の草刈さん以下スタッフの朗らかさと愛のこもった接客、工夫を凝らした料理のチカラといえるだろう。入口や店内メニューの手書き文字や猫さんのイラストもふっと心がほぐれる。 
 さて何を呑もうか。イタリア、フランス、スペイン、日本など約50種類が揃うワインリストから選んだのは、華やかな香りの南仏のビオワイン。そこに他店ではなかなか食べられないという串物を合わせた。原価率50%のフランス産鴨は、バルサミコソース、ワサビペーストで。プリプリ海老やフォアグラと旬菜の串揚げもリピーター率が高い一品。一人で撮影しながら食べていると、隣の若い女性客から声をかけられた。近所に住む彼女にとって、ここは第二の我が家らしい。深夜まで営業しているので二次会、三次会にも重宝。新たな行きつけに加えてみては?

コウタメイン1
コウタメイン2
コウタ内装

コウタ外装
コウタ看板
コウタ内装2
「フランス産の鴨」(300円)、「旬菜とスモークチーズのベーコン巻」(200円)、「フォアグラと旬菜の串揚げ」(400円)、「プリプリ海老」(200円)。
美麗酒場couta(荒戸店)
Add/福岡市中央区荒戸1-5-30・1階
Tel/092-752-6376
Open/17:30~O.S翌2:00
定休日/不定
あなたのOff Timeは?
チワワ2匹(虎太郎とモコ)と遊びます(店主)

そば茶屋 芭蕉庵

山形板そば&とろろ飯に舌鼓
夜は、一杯やって蕎麦で締める
 魚町の小倉商工会館地下に、こんな小粋な蕎麦屋があったとは……。オフタイム読者からのおすすめランチ情報をたよりに訪れた「芭蕉庵」は、山形県出身のオーナーが開いた郷土愛あふれる蕎麦の店である。
 趣のある民芸調の空間で食する蕎麦は、もちろん山形の味。月山山麓の湧き水と石臼で挽いた風味豊かな山形産蕎麦粉で作る喉越しの良い二八蕎麦各種、「山形の芋煮」(600円)、「山寺の玉こんにゃく」(350円)、山形地酒「米鶴」(400円)などが看板メニューで、地元の人たちよりも出張で来福したお客様が訪れる割合が高いというのも何だか面白い。「山形蕎麦と甘さ控えめの関東風の蕎麦つゆは、小倉では珍しい味ですから、わあ、懐かしい味だねとお客様に喜んでいただきます」とステキな笑顔をうかべるのは、店を切り盛りする國田さん。店内には、國田さんが手がけた書がセンスよく飾られ、空間を引き立てる。仕事が終わったその足でふらりと一杯。小粋な隠れ家でゆるりと蕎麦三昧してみては?

芭蕉庵そば
芭蕉庵どんぶり
芭蕉庵内観
芭蕉庵看板
芭蕉庵看板2
目にも涼しげな山形産杉の木箱で供される「山形板そばと麦とろろ御飯」(800円・〜15時まで)。
麦とろろ御飯は、家庭ではなかなか食べられない滋味豊かな味わい。
そば茶屋 芭蕉庵
Add/北九州市小倉北区魚町2-6-1・B1
Tel/093-551-4138
Open/11:30〜21:00
定休日/不定
あなたのOff Timeは?
書(店主)

三木屋cafe

魚町商店街のエアポケット
心おちつく和風カフェの時間
 魚町銀天街で見つけた看板に惹かれて訪れたこの店は、“うおまちのにわ”として街の人々に親しまれている。ルーツは、昭和25年創業の「三木屋金物店」。店主夫婦が暮らしていた築60年の日本家屋を、孫であるオーナーの三木氏がリノベーションし、地域活性の一端を担う場として開放。2013年春には、カフェをオープンさせた。
 インターフォンを鳴らして中へ。民芸×北欧調の空間では、若いカップルから仕事帰りと見える女性一人客などが思い思いの時間を過ごしている。メニューには、季節限定のスムージーを始め、デザート、パンメニューなどがたくさん。1日10食限定の「雑炊ランチ」(1,400円)や、メキシカンロールとソーセージ、琥珀エビスビールを合わせた「ビールセット」(1,400円)なんて気のきいた品もある。オーナー自身がシチュエーション別のひとときを想像しながら創り上げたメニューだけあって、素材選び、器づかいともに食の楽しみが満載。季節の花を愛で、空を臨む。そんな心地よい時間の流れが嬉しい。
みきメイン
みき2
みき3
みき看板2
みき外観
みき内観
みき看板
海苔、クリームチーズ、生ハム、野菜ペースト、黒豆をピタパンに挟んだ「チャムサンド」(600円)は、ヘルシーかつボリューム満点。「果物と野菜のスムージー(ブロッコリー・アボガド・アーモンドミルク・はちみつのスムージー)」(600円)とも好相性。
三木屋cafe
Add/北九州市小倉北区魚町3-2-5
Tel/093-541-6661
Open/11:00~O.S20:30
定休日/水曜日、日曜日(休日は、レンタルスペースとして
    も貸出中。詳細はサイト参照)
    ※水曜日は17時以降のコース予約のみ承ります
(要一週間前のご予約)
H P/http://mikiya-uomachi.jp/
あなたのOff Timeは?
テニス(スタッフ)。
サービス担当の女性は、通常、スポーツ事業部「インドアテニススクールDIVO」でテニスを教える先生なのだそう。
厨房ではテニスの話題でもちきり!
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※消費税改訂により、価格は変更することもありますのでご了承下さい。

 

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