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offtime9月号 医療法人社団 福光会 福田眼科病院 理事長 福田 量

| 私 の 休 日 |Top Interview

表紙表4
ともに笑い、ともに喜び、
もう一度、「青春」を謳歌。
「試合の写真やDVDなら、山ほどありますよ」と笑顔こぼれる福田先生。
今年で開院50周年を迎えた「福田眼科病院」(福岡市早良区)の理事長として、多忙な日々を支える<Offの過ごし方>についてお話を伺いました。

48年の伝統と今

 外国も温泉も行ったことがないし、朝から晩まで仕事。楽しみといえば、バレーボール部の活躍です。昭和39年の東京オリンピックで、大松監督の率いる女子バレーが金メダルを獲ったのを観て、「うちもやろう」と創設しました。女子スポーツとして花形だし、きれいでしょう。昭和42年、メンバーも満足に揃わない状態から始めて、初優勝が平成3年。今では、福岡市医師会バレーボール大会で19連覇、福岡市医療機関親善女子バレーボール大会(古賀杯)で18連覇の強豪チームに成長しています。

スポーツの持つ力

 試合となると、他の職員も応援に来て「あと1本!」「頑張れ!」と病院全体で一つになるのが嬉しいですね。スポーツの効用は大きいですよ。全職員100名中、バレーボール部員は20名位ですが、笑顔やチームワーク、5試合やっても疲れをみせない体力と根性など、自然に周囲に影響して『組織の核』となるのです。院内で、身長170 以上の部員が患者さんにひざまずいて接している姿や、検診の時の「スリッパをきちんと履かんか」「足が   なんです」なんて会話も、明るいでしょう(笑)。

笑顔とチームの絆

 第一、楽しいですね。大会の前には、近くの高取中学校の体育館での練習も見に行っています。おにぎりやらシュークリームやら、あちこちへ自分で買いに行って差し入れをしながら、メガホン片手にああじゃ、こうじゃと言うわけです。もう40年以上もみていれば、自分ではプレーができなくても、大体わかります。監督やコーチ主導でなく、長年活躍してくれているキャプテンを中心に、いきいきとプレーしている姿がいいですね。最初の7~8年のあいだ、1セットも取れずに「福田眼科には眠っていても勝てる」といわれて悔しい思いをしていた頃から、試合の後の宴会も欠かしません

挑戦はさらに高みへ

 最近では、セッターが上げたボールを、一度ネットで遊んで、タイミングを外して打ったのに驚きました。毎回、試合の様子を録画していますが、技術的に随分上がってきたなと思います。この秋の大会で優勝すれば、いよいよ20連覇達成です。「打倒・福田眼科病院」という他チームの追い上げに負けず、いい試合ができたら…と今から楽しみにしています。

 「みんな、笑顔がいいでしょう?嫁さんにするなら是非おすすめですよ」と笑う福田先生。「私の若い頃は、戦時中で、野球をするといってもミットは布きれ。スポーツなんてありませんでした。今がまさに青春のようなものです」。とはいえ、情熱を注ぐ先は仕事が第一。「昔から、毎日が無我夢中ですから、オフタイムとは無縁(笑)。我々の時代は、働くことが美徳でした。付き合いでゴルフをしたこともありますが、本来そういうのはどうも性分に合いません。これと決めたら、まっしぐらです」。きりりと言い切られる表情に、こちらまで背筋が爽やかに伸びるような取材でした。
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試合終了後に、記念の1枚! 「スポーツはいいなあ、素晴らしいなと毎回感動して、若返る思いです。これからまだまだチームの成長が楽しみです」。
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理事長室に、ズラリと並んだ優勝杯。「一つひとつが、チームの汗と絆と連携
の賜物です」。
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「私のユニフォームです。ソフトバンクホークスの勝どきレッドにちなんで必勝祈願(笑)」。

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