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OffTime11月号 「私の休日」 医療法人樹の実会 大木整形・リハビリ医院 理事長・院長 大木 實

| 私 の 休 日 |Top Interview

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あざやかで決定的な瞬間、
人生のドラマに心ふるえて。射撃場よろしく、所持歴29年(!)の散弾銃を構える大木先生。
「大木整形・リハビリ医院」(福岡市早良区)の理事長・院長、警察医として、
多忙な日々を支える<Offの過ごしかた>について、お話を伺いました。

40歳での出会い

  開業当時、土日も夜もなく働いていたら、3年位でストレスが溜まりましてね。前はゴルフもやっていましたが、仲間がみんな上手になってしまって(笑)。何かできるものはないかと探していたとき、知り合いの警察官にクレー射撃を勧められました。贅沢? いやいや、ゴルフに比べれば! 銃は中古で2~3万円、新品でも10万円位です。中には一千万円以上するものもありますが、銃床にくるみの木を使うとか、職人が凝った彫刻を入れるだとか、日本刀や万年筆と同じで“装飾代”ですね。

射撃場への道

 射撃には免許が要るので、警察署に申し込んで、筆記試験を受けます。朝10時頃から銃刀法などの講習があり、お昼をはさんで、夕方に筆記試験。正解率75%位が基準でしょうか。1か月後に合格発表があって、次に実技試験です。ただ、実技で落ちる人はいないですね。警察としては「前科がない」など、身元がはっきりしていることが大切なんです。その点、医者なんか逃げも隠れもできないから大丈夫(笑)。29年前に免許を取得して、最近は気が向いた時に、銃を積んで射撃場へ通っています。

日々の愉しみ

他には? 昔は早良区のソフトボールチームに入っていましたが、もう10年位ご無沙汰です。最近はもっぱら、ホークス観戦ですね。クライマックスシリーズも終わって、寂しい限りです。そういえば、音楽だけは苦手なんですよ。とくにクラシック音楽は苦痛です(笑)。それよりも昔の演歌、とくに軍歌がいいですね。ときどき、軍歌酒場へ行って仲間と大いに歌っていますよ。逆に、最近の若い人たちの歌は理屈ばかりでわからない。「五・七・五くらいでまとめなさいよ」と思っています(笑)。

芝居への憧れ

 私の学生時代には、役者に憧れていました。緒形拳が好きで、東京にいたので芝居をよく観に行っていましたね。当時はまさに唐十郎や寺山修二の全盛期ですよ。一方スポーツは、たまに友人と泳ぎに行ったり、軟式野球をやったくらいで、スキーにもはまり込むことはありませんでした。芝居や舞台は今でも好きで、年に1~2回は、雑誌「シアターガイド」なんかをめくって、気になった作品を観に行っています

  身振り手振りも大きく、サービス精神たっぷりにお話いただいた大木先生。「昔から、喋ることが好きなんですよ。小さい頃に親父が絵本を読んでくれた影響か、小学校3年生の頃には、急いで給食を食べると、先生の机に立ってみんなに本を読み聞かせていました(笑)」。開業直前の時期には、ラジオ番組で健康コーナーを担当されていたこともあるのだとか。「あれは楽しかったですね。今も3カ月に一度、RKBラジオの『サンデースイングライフ』(毎週日曜/朝9時半~12時35分放送)のコーナーで、7分くらいお話していますよ」。大きな笑顔が、とても素敵な先生でした。
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15メートル先から、機械で高さも方向もランダムに飛び出すクレー(直径12~13cm)を狙う。「発射時の衝撃、空中でオレンジ色の皿が弾け飛ぶ瞬間の爽快感は応えられません」。
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行きつけの軍歌酒場『アンカー』にて。「当時の軍服を着て写真撮影もできる穴場です」。
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学生時代の貴重な一枚! 「役者に憧れていた頃ですね。芝居には今でも心を惹かれます」。

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