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OffTime5月号 まちかど口福探訪

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OffTime編集部オススメ まちかど口福探訪

福岡・北九州の見知らぬ街角。
旅人になった気分で歩いてみれば、今まで気づかなかった美味しいお店と巡り合う。
そんなささやかな外食の愉しみ。

ECRU.(エクリュ)

体と心を心地よくゆるめてくれる、北天神のスタンディングバー
 フレッシュコーヒーとナチュラルワインの店「ECRU.」の存在は、随分前から気になっていた。映画を観た帰りに、余韻を味わいたくて訪れたのが最初である。コーヒーを飲むつもりが、寛ぎながらワインを呑んでいる先客を見て心が動いた。「白ワインを」と口に出すと、店主の原田達也さんが折り目正しい佇まいながらも緊張を解く柔らかな口調で、値段や好みに応じておすすめの一杯を提案してくれた。産地、生産者、栽培、醸造方法、味わい、飲み頃について流れるように説明をしてもらううちに、ワインに無知な私でも何だかワクワク。あの日、蜜のような甘さとフレッシュな果実味が絶妙のバランスでもって、喉元をすべり落ちていった琥珀色の白ワイン、忘れられないなあ。3人もいれば人口密度が高いと感じる小さな空間には、キレイ好きで研究熱心な店主の仕事ぶりがそうさせるのか、みずみずしいピアノ曲のおかげか、清冽な空気が満ちている。ここで出会った一杯をきっかけに新しい世界が開けるかもしれない。

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専任ロースターが焙煎したスペシャルティコーヒー豆を贅沢に使って抽出する「エスプレッソ」(シングル300円〜)は、上質な酸味が際立つ。「ワイン」(デイリーワイン600円、他800円〜1,500円)も希少価値のある生産者の顔が見えるワインをグラスで提供するため、ワイン好きにも定評がある。近日、手作りのフードメニューを一新中。すべて税込。
ECRU.(エクリュ)
Add/福岡市中央区天神3-4-1・1階 Tel/092-791-6833
Open/12:00〜24:00
Closed/日曜日
HP/https://ecru-tenjin.com
Q あなたの Off Timeは?    
A Offもワイン&コーヒー、そして料理(店主)。

オーガニックカフェレストラン Nicore(似湖礼)

赤坂・けやき通りで33年。野菜のソムリエの愛情レシピ
 「ええ、毎日お見えになる方も。うちのご飯を食べた翌日は調子がいいみたいなんですよ」とにっこり微笑むのは、野菜ソムリエの資格を持つオーナーシェフの高野由美さんである。小柄ながらもキビキビとキッチンとカウンターを行き来する姿が頼もしい。野菜の切り方、微妙な火加減、素材選びなど一見するとわからない所に手間ひまをかけつつも、旬の素材力を生かすため、料理を仕上げるときは短期集中を心がけると話す。高野さん自身、高校生の息子の母親でもあるため、ベースの食がいかに大切かを体感するのだという。「ご家庭の普段の食事に生かしてもらえるレシピを意識しています。何かひとつでもヒントを得て帰ってもらえたら、私がやっていることも意味があるのかな」。九州一円の顔が見える生産者が育てた新鮮な産直野菜や合ガモ農法の無農薬米、など扱う素材に妥協なし。それでも、どこかふんわりとした温かさがただよっていて、一度腰をおろすと寛いで長居したくなるのも嬉しい。

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「野菜ソムリエの日替りセット」(昼1,050円、夜1,350円)。写真は、日曜日、祝日限定の「野菜ソムリエの日替りセット」(1,350円)で前菜とお肉を含むメイン、ご飯、味噌汁がつく。オーガニックコーヒーなどお茶だけの利用もOK。すべて税込。
●オーナーシェフの高野さんは、第1・3水曜日に料理教室も開催。興味のある方は、お尋ねを。
●メインのひとつ、山菜の寄せ豆腐、鶏肉とタケノコ、新タマネギの南蛮漬け。
オーガニックカフェレストラン Nicore(似湖礼)
Add/福岡市中央区赤坂2-4-3・シャトレ赤坂2階  Tel/092-741-8568
Open/10:00〜21:00 日曜日・祝日10:00〜20:00
Closed/第1・3水曜日
Q あなたの Off Timeは?  
A 小説などの読書タイム(オーナーシェフ)。

jole de Vivre ジョワ ド ヴィーヴル

”生きる喜び”あふれる、ワインと語らうひととき
 2014年10月に開店した新しいワインバー。扉を開くと、可憐な笑みをたたえたソムリエールの虎清帆美さんが迎えてくれた。血気盛んな名字と愛らしい外見とのギャップに面食らっていると、カウンターの隅に港区三田にある有名フレンチ「コート・ドール」のオーナーシェフ斉須政雄さんの著書『調理場という戦場』を見つけ、再び目を見張った。実は、虎清さんはこちらで3年間働いたという。「フランス語で"生きる喜び"。この店名も斉須さんに命名していただきました」。出身は北海道。店ではフランスのほか、北海道ワインなどでもてなしてくれる。「酸味と程よいタンニン、香りの広がりがあってバランスがいいワインをセレクトしています」。もちろん虎清さん特製のコース料理やチーズ各種とワインを味わうもよし、2軒目の一杯として利用するもよし、食後のコーヒーだけの利用もよし。ワクワクするような自由度がある。決して敷居は高くないのに、みずみずしい輝きに満ちたこちらの10年後が楽しみだ。

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「本日のグラスワイン」(800円~1,400円)のほか、焼酎や日本酒、コーヒーもあり。「チーズ2種類盛800円、3種類盛1,000円」「ビーフステーキ」(リブロース150g・1,500円、300g・2,800円、ヒレ150g・2,400円、300g・4,600円)、「コース料理」(3,000円、4,000円、5,000円・前日まで要予約)、チャージ(500円・※ただし18:00~20:00までに食事をひとり2,000円以上オーダーした場合は無料)。すべて税込。
joie de Vivre ジョワ ド ヴィーヴル
Add/北九州市小倉北区堺町1-4-24  Tel/093-522-6303
Open/18:00~26:00
Closed/月曜日
Q あなたの Off Timeは?  
A ゆったりと夕食を楽しみます(ソムリエール)。

カクテルバーしろ

ドクターご用達の老舗バー。旬の息吹に愛を込める
 路地裏で見つけた「しろ」の看板。扉を開くと、赤、黄、桃色などの果物が織りなすまばゆい世界が目の前に! わあ、なんて素敵。創業以来、半世紀、カウンターに立ち続ける河野敏子さんが「うちは、開店当初からドクターのお客様が多いんです」と微笑みながら、いちごのカクテルをこしらえてくださる。うーん、なめらか。「いちごは種をとって3回ミキサーで濾すの。あなたお酒好きみたいだからブランデーを多めに入れたのよ」。店で炒ったピーナッツも香ばしい。「うちはね、買ってきてポンと出すことはないの」。大分県宇佐市出身の河野さんは、旬の果実はもちろん、野菜や山菜などのおふくろの味でもてなしてくれる。空港から「お母さん、ただいまぁ!」と駆け込んでくる遠方の客も多いとか。「これからも頑張りますよぉ、小倉の火は消されんけん」と河野さん。亡くなる間際まで現役でシェーカーを降り続け、お客様に慕われたマスターの存在然り、ここには半世紀分の「愛」がつまっている。

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チャージなし。カクテルは一杯800円〜900円。すべて税込。他に感激したのは、夏以外は常備しているという「柿のカクテル」。とろんと濃密なのに爽やかな後味で何とも上等の味。
カクテルバーしろ
Add/福岡県北九州市小倉北区魚町4-2-3 Tel/093-521-9750
Open/18:30〜23:30
Closed/日曜日、祝日
Q あなたの Off Timeは?  
A 山歩き、散歩、お友達とあちこち(店主)。

 

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