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和と洋で溌剌チャーミング着物で観劇そしてバンド演奏
これからしてみたい事はと訊ねると、「すっかりご無沙汰だけど、日焼けを気にせずできる室内テニス、本気でジムにも通いたい」と語る。それは何うやら「生涯現役医師」であるためのフィジカルトレーニングであるらしい。最後には、「美味しい料理づくりの教室にも」と、明るい笑顔の林院長だった。
特技の〝昼寝〟で激務を乗り越える
私にとって昼寝は絶対不可欠。皆に特技と言われる位、回りがどんなに騒々しくてもスグ眠れますね。医学的には30分以内が妥当らしいのですが、40分から50分はシッカリとります。お蔭さまで両親に感謝ですが、元来身体は丈夫で、大学時代はテニス、日光過敏症で泣く泣く変更した卓球で鍛錬し、新米医師の頃は当直などハード勤務で鍛えられたリと、充分な睡眠がとれなくても、昼寝で挽回、スッキリ復活です。学位や専門医の資格を、一男二女を生み育てる合間に取得できたのも、その体力の賜ものでしょうか。長女は、子育てをしながら医師をしていますが、私の時代と違って両立できる環境があって恵まれていますね。
素敵な仲間とのバンド演奏を楽しむ
バンドをやっています。それまで全くといっていい程趣味や特技といったものはなく「Off Time」を観て、ドクターの皆さんが多種多様に楽しんでいらっしゃる様子に正直あせっていました。その頃、中央区医師会の理事をしていて、講演会や会員親睦の担当で舞踊やマジシャンの手配など煩雑さに疲れていましたが、中央区の会員の中に王丸先生、植木先生、堤先生がおられ、他の仲間にも声を懸けてもらい、私共のイベントのためのバンドを1999年に結成していただきました。そして2009年に木村先生に声をかけ中央区医師会のメンバーだけでバンドをつくりました。バンド名はハイシャイケイ・バンドといいます。言い出しっぺの私は、当初何もできなかったのでMC専門。それでも数年前から、リーダーの王丸先生の指導のもとボーカル・キーボードで参加しています。ひとりなら何となくごまかしたりできますが、バンドの一員となると難しくて、皆の温情で続けさせていただき、愉しくて、本当に感謝しています。
HyShyK-Band(ハイシャイケイ・バンド)。左から木村一賢先生(木村眼科クリニック)、植木敏幸先生
(植木外科クリニック)、林有紀先生、堤宜敬先生(青洲会堤病院)、王丸光一先生(王丸クリニック)
ボーカルとキーボードを担当
楽しくノリノリでバンド演奏
母の愛情の籠った着物で博多座通い
母が着物が好きで、私のために沢山誂えてくれていたのですが、なかなか着る機会がなく箪笥の肥やしになっていました。博多座ができたのが良いキッカケで、歌舞伎やミュージカルを観に行こうと、無理矢理着物を着るようになりました。それが2000年頃からで、現在でもつづいています。少女時代、兵庫県芦屋にいた頃、母に連れて行ってもらった「宝塚歌劇」も博多座に来るので、懐かしくて嬉しくて、その都度愉しんでいます。
これから博多座で観劇
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