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OffTime6月号 インタビュー 日高大腸肛門クリニック 院長 日高 久光

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文武両道歩みつづけ、
時が滲むたたずまい。

チャンバラ大好き少年が医師になり古賀道弘教授に文武両道の精神を
 きれいに早く治すこと。肛門機能を損なわず、痛みが少なく、再発のない治療を目指して――病気であることを忘れるような、やさしさと温もりのあるクリニック。これが、日高大腸肛門クリニックの医師、スタッフ全員の思い。それもこれも、チャンバラ大好き少年が剣道に目覚め、大学時代に古賀道弘教授と出会うことから養われた「文武両道」の精神を宿した日高院長の強固な意志の発露だろう。

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患者さんにストレスの少ない診療をと語る日高院長

チャンバラ映画から剣道少年が誕生

 こどもの頃、チャンバラ映画が大好きで、その頃久留米駅近辺に映画館がいくつかあって、東映、松竹、大映と時代劇を随分観ましたね。俳優も東映では片岡千恵蔵、市川右太衛門、当時若手の東千代之介、中村錦之助、「新吾十番勝負」の大川橋蔵、大映では松竹、東宝から移ってきた長谷川一夫や「眠狂四郎」の市川雷蔵が印象に残っていますね。漫画では、月刊「少年画報」の赤胴鈴之助、そんなチャンバラスターに影響されて、小学6年生から剣道を始めました。中学高校から医大生、医師になっても続け、現在の私にとって医療を研鑚するエネルギーにもなっています。

文系進学コースから医学部受験へ

 本当は教育学部に進んで剣道も指導できる教師になるつもりで、明善高校3年の時文系クラスに入りましたが、11歳の頃、父親が早逝していたこともあり、内科医師であった祖父の強いすすめと経済的援助もあり、急遽進路を医学部に変更し、久留米大学医学部に進学しました。

恩師古賀教授から文武両道の精神を

 久留米大学医学部研修医の頃から、恩師は心臓外科の古賀道弘教授です。現在95歳、久留米大学名誉教授として元気で居られます。当時は剣道部の部長で、昭和天皇の御前の天覧試合に、熊本県代表で出場される程の腕前で、私が医大生時代には現役で指導されていました。古賀先生には、外科医としても剣道の師としても大変お世話になりました。
心臓外科医師としての古賀先生は、極めて厳しかったですが、共に汗を流す剣士としては武道精神にあふれる、時に温和な笑顔が印象的な紳士でした。

第2外科、病理教室を経て大腸肛門専門医へ

 卒業して第2外科教室(心臓、肝胆膵)に勤務しながら第1病理病理教室で病理診断を学ぶうちに、当時未知の領域であった大腸疾患に興味を抱き、大腸肛門の専門医を目指すことになりました。

【日高院長の略歴】 国立九州ガンセンター研修医から久留米大学救命救急センター、特定医療法人高野会高野病院勤務を経て、同高野会日高病院院長、そして2001年、日高大腸肛門クリニック設立、院長就任。

開設以来、妻とスタッフのサポートに感謝

 開設当初から、前院の院長時代の患者さんが、多数来院され、手術も多く、何よりスタッフ不足。当初は私を含めて医師2人、看護師など他のスタッフも足りず、てんてこ舞いでした。現在は4名の医師と優秀なスタッフに恵まれ充実の日々を送っています。私が治療にあたって心懸けていることは、患者さんに不安などストレスを与えないように出来る限りムダな検査などしないことです。個人的には、開設以来の妻の献身的なサポートが有難く、感謝ですね。
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古武士の風貌を思わせる日高院長

◆日高大腸肛門クリニック

住 所/久留米市東合川1-10-16
T E L/0942-44-7737
F A X/0942-44-7758
院 長/日高 久光
診療内容/胃腸科・肛門科
診療時間/平日 9:00~12:30、14:00~17:30、土曜日 9:00~12:30
休診日/日曜日、祝祭日
H P/http://www.hidakaclinic.com

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