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OffTime7月号 | Our Off Time | 村山循環器科内科 副院長 村山 貴裕

| Our Off Time |Staff Interview

地域の循環器専門医として有床医院の特性を活かし患者さまとご家族に安心を


 急性心筋梗塞や脳卒中の原因である動脈硬化の予防と治療の重要性を、患者本人のみならずご家族にも理解してもらうためには、じっくりと懇切丁寧に対応することが大切、と熱く語る村山副院長。若い時ヤンチャだった分、人情家としての片鱗がうかがえる。

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診察は常に懇切丁寧にと村山副院長

〝あしたのジョー〟〝ブルース・リー〟少年時代の2大ヒーロー

 最初の小学校は長住小学校でしたが、父が野間に開業したので、海星小学校に転校し、西南中学、西南高校に進学しました。小学高学年の頃、家族で食事に行ったウドン屋に置いてあった漫画本の〝あしたのジョー〟を読み、夢中になり、ついでにサンドバッグを買ってもらい、車庫に吊り下げ、ジョーになったつもりでボクシングの真似事をしていました。次に、ブルース・リーに嵌り、パンチとキック両方を愉しんでいましたね。今は、武道系のクラブにでも入部してれば良かったのかなとは思いますが。

熱血家庭教師片山先生には今でも感謝

 高校時代、家庭教師として来て頂いていた片山先生は他校の空手部の顧問をされていて、不真面目だった私に勉強だけでなく空手も教えて頂きました。元旦の明け方に、喝を入れに背振山に滝浴びに連れて行かれたことなど、医学部受験でへこたれそうになる私を、それこそ兄貴のように励まし、共に闘ってくれました。今も感謝です。

厳しい研修医時代からキャリアを重ねて

 福岡大学医学部を卒業し、同大第2内科の循環器科に入局し、2年間内科系や外科系など循環器科以外の科を研修し、3年目に循環器科に戻ってきました。当時は厳しい労働環境で安月給でしたね。そして、川浪病院循環器科、福岡大学病院循環器科、福岡大学病院救命救急センター、九州医療センターICU、白十字病院循環器科、福岡大学病院救命救急センター勤務を経て、そろそろ父も体力的に疲れてきて、戻って来んかと言われ、仕事にも目途をつけ、平成24年に副院長として勤務することになったわけです。

有床病院の機能を活かした地域医療を

 我々スタッフが患者様と当たり前のように笑顔で挨拶ができる雰囲気づくりが大事です。診察も、患者様の言うことをよく聞いて、何故この治療が、この薬が必要なのかを分かりやすく説明することが大切ですね。高齢者が増える中、有床病院の機能を活かして、短期入院など、砦的あるいは駆け込み寺的医療機関として頑張りたいと思っています。
 今は、尊敬できる先輩医師、つまり父が院長として現役でいてくれることは心強く、私にとって幸せですね。その父が41年間培ってきた地域の専門医院を充実させ発展させるためには、私自身さらなる努力と研鑚が必要だと改めて思っています。
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さわやか笑顔の村山副院長

高校時代からドップリとACDC、週末は家族で映画鑑賞

 オーストラリアのハードロックバンドACDC、エミネムやリンキンパーク、矢沢永吉や長渕剛もイイですが、私にとっての音楽は、ACDCに始まってACDCで終わる。そんな感じです。現在でも交友のある高校時代の親友から聴かされて以来約30年。初代ヴォーカルのボン・スコットが亡くなり、2代目ヴォーカル、ブライアン・ジョンソン(一番愛聴した)も耳を痛め、3代目は元ガンズ&ローゼズのアクセルローズと、芋焼酎を琉球グラスで吞みながら音の洪水に浸るのが何ともイイですね。ちゃんと週末には、妻と長男、長女、二男とDVDで映画鑑賞をたのしみます。もちろん私は一杯呑みながらですが。
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愛聴のACDCコレクション
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お気に入りの琉球グラス

村山循環器科内科のスタッフの皆さま

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いつも笑顔を絶やさずにクラシカル白衣でホスピタリティー

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