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社団法人大川三潴医師会 矢野医院 院長 矢野 真

On — 仕事のこと

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脈々と確かに受け継がれる、
地域の「かかりつけ医」精神。

開業から27年、安心の二文字をかたちに有床機能を活かした地域医療の充実を


 周囲の親族が医師ばかり、父上が久留米大学医学部教授といった環境で、生まれながらに医師になる運命を背負っていた矢野真院長。久留米大学医学部の古賀道弘教授の薫陶を得、中山和道教授の研究室で、その当時最先端だった「肝胆膵超音波診断」の学位論文で医学博士号を取得。同大学で講師を勤めた後、平成2年に開業、有床機能、リハビリテーション機能を有する郊外型医院として、27年間、地域医療に邁進している。

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地域の「かかりつけ医」として役割を果たしたいと語る矢野真院長

研鑽の日々の中、フォークソング、ロックそしてバドミントン

 父が久留米大学医学部整形外科の教授で母も眼科医、兄も叔父も医師といった環境で、まわりの雰囲気も、私が医師を志すのは当然といった感じでしたね。久留米西国分小学校、諏訪中学校、久留米大学附設高校へと進み、久留米大学医学部に入学しました。大学1、2年の頃はフォークソングを愛好し、「五つの赤い風船」「ピーター、ポール&マリー(PPM)」の曲をそれなりにコピーして楽しんでいました。3年生になり、4年生、5年生と続くのですが、フォークソングからガラリとロックミュージックに変わりました。編成にブラスを入れて「シカゴ」風のバンドを結成しました。久留米東文化センターのホールなどで演奏しましたが、特に、当時盛んだった大学のダンスパーティを盛り上げるバンドとして重宝されましたね。一方、体力づくりのために、バドミントン部で爽快な汗も流しました。充実した大学生活でした。

当時最先端の「肝胆膵超音波診断」の学位論文で博士号取得

 医学部卒業した後、久留米大学第2外科に入局し、外科医としてのトレーニング、研鑚の日々を送りました。心臓外科、内臓外科の権威・古賀道弘教授の薫陶を得て、4年目に、中山和道教授の研究室で、当時最先端だった「肝胆膵超音波診断」をテーマにした研究で、学位論文を発表し、医学博士号を取得することになりました。その後2年半ほど、小倉の北九州中央病院に出張し勤務しましたが、久留米大学医学部に戻り、講師を勤めました。結婚は昭和51年で、以来41年。開業が平成2年ですから、それまで27年。家内に感謝です。

世界的クラリネット奏者のエルンスト・オッテンザマーを診療診察

 開業してからのエピソードとしては、世界的に有名なクラリネット奏者のエルンスト・オッテンザマーが、ウィーンを発ち公演のために福岡へ向かう飛行機の中で、お腹が痛くて七転八倒していると興行主から依頼され、診察すると「感染性胃腸炎」で、薬を処方したら次の日は快癒し、そのお礼ということで、矢張り有名な音楽家の息子さん2人と、私共のホールで演奏してくれたことがありますね。逆にこちらが感激しました。

地域の「かかりつけ医」ホームドクターとして貢献したい

 本院は郊外型医院という特性で、近在の人々の「かかりつけ医」、ホームドクターとしての役割を果たせたらと努力しています。息子が週一回、整形外科医として勤務してくれていますが、将来は共に「地域医療」に貢献したいと思っています。また、CASADOLCE(サービス付き高齢者向け住宅)を併設し〝老後を自分らしく生きる〟ことのお手伝いをしています。

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サービス付き高齢者向け住宅 カーザ ドルチェ

Off — 休日のこと

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院長は「アコースティック矢野バンド」
院長夫人は「クララ・ザール」

 矢野院長は、「アコースティック矢野バンド」で時折のライブ演奏、医師会でのテニス大会やボーリング大会で幾度も優勝するなど趣味は多彩。院長夫人は、「クララ・ザール(矢野医院多目的ホール)」に、ベルリンフィル、ウィーンフィルのコンサートマスターや首席奏者など国内外の世界的に著名な音楽家を招聘し、演奏会、リサイタルを自ら主催し、ひとりでウィーンにも旅するなど大のクラシック音楽通。それぞれ充実した趣味を精いっぱい満喫しているようだ。

「アコースティック矢野バンド」を愉しむ

 学生時代からの音楽好きで、現在は「アコースティック矢野バンド」。編成は、私がギター、もう一人ギター、ベースギター、キーボード、ドラムスの5人で、ビートルズやサイモン&ガーファンクルの曲を演奏して、愉しんでいます。スポーツは硬式テニス。「IKテニスクラブ」の会員ですが、医師の親睦の目的でもある「大川三潴医師会大会」では、ペアの相手を替えながら、ダブルスで3連破しています。同じ「大川三潴医師会」主催のボーリング大会では、個人優勝一回、チームでは数回優勝しています。仕事を離れて、からだを動かすことは良い気分転換になりますね。最近は、長男の嫁の家族とのファミリーテニスが楽しいです。プレイ後の焼酎の一杯が美味いですね。

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アコースティック矢野バンドのメンバー 左から宮城潤医師、西田博行医師、重富和治医師、矢野院長、渡辺滋之医師

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アコースティック矢野バンドのライブ

これからは夫人と一緒の海外旅行を

 仕事の性格上、なかなかですが、私もそろそろ70歳。これからはのんびり、念願の海外旅行を楽しみたいですね。テニス仲間と全仏オープン観覧、某女学院音楽科出身でクラシック音楽愛好家(自慢のホールに一流音楽家を招聘)の家内と一緒にウィーンなど、矢張りヨーロッパが歴史を感じられて良いですね。

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E・E・オッテンザマー(ウィーンフィル首席クラリネット奏者)と矢野院長

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左からE・E・オッテンザマー、日髙クリニック院長夫人、D・オッテンザマー、シュトイデ、矢野医院院長夫人、ホーネック(コンサートマスター)と寛ぎのひととき

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オッテンザマーファミリー(左から次男、長男、パパ)と矢野医院院長夫人


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