online pharmacy without script

OffTime11月号 編集後記

編集長/黒木 正和

 CDで、美空ひばりが歌うスタンダードジャズを聴いた。個人的には、サラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルドが好きだが、彼女たちは黒人特有のリズムと魂と声で、スペシャルでゴージャスなジャズシンガー。圧倒的な存在である。美空ひばりは日本人で本来は歌謡曲歌手であるが、彼女の歌う「A列車で行こう」「虹の彼方に」「スターダスト」「慕情」は素晴らしく、スキャットは絶品である。同時期の江利チエミ、雪村いずみ、少し後の弘田三枝子のそれに比べて、その歌唱は別格である。最近、八代亜紀のアルバムも聴いてみたが〝頑張ってるな″の感想である。もし早逝せず歌い続けていたら、世界中に感動を与える稀有のジャズシンガーになっていただろうと残念でならない。少し期待しているのが宇多田ヒカルである。彼女の「フライミートゥザムーン」は独特で、軽やかで心地良い。是非歌い続けてほしいものだ。秋の夜長、ジャズソングに浸るのもイイものである。

●Off Time発行元

ドリームシェア株式会社
株式会社コマーシャルアーツ

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

【必須】

ページ上部へ戻る