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ドクター&医療スタッフの休日を応援するRefresh Magazine

医療法人 社団シマダ 嶋田病院 院長 島田 昇二郎

On — 仕事のこと

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人生百二十年時代に対応して
さらなる救急医療の充実を

24時間365日の救急医療体制

信頼の地域住民への健康管理支援

 創業者である嶋田國重先生(理事長)が昭和37年小郡の地に開業、以来56年”困った人がいれば手を差しのべる。救急医療こそが医療の原点である”という想いを、島田昇二郎院長以下スタッフが引き継いでいる。そして現在の医療を取り巻く環境の大きい変化に対応するためにはと島田院長はスタッフに”他人を思いやる気持ち、より高い人間性、お互いの信頼関係が今こそ大切なのだ”と説く。

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さらなる救急医療のクオリティアップをと熱く語る島田院長

平安平凡な少年時代を送る

 出身は長崎佐世保で2人兄弟の二男に生まれ、佐世保大野小学校、佐世保大野中学校、佐世保北高校と進みました。少年時代は総じて目立たず温和しく、野球が好きだったけれど、中学に野球部がないこともあり、専ら草野球でした。振り返ると特段記憶に残るエピソードもない平凡な年月でしたかね(笑)。

念願の野球部入部、祝勝会では野次将軍で頑張る

久留米大学医学部に進学し、即憧れの野球部に入部しました。6年間在籍し、ポジションはピッチャーでしたが、”ホームラン配給王”などと呼ばれ、あまり勝利に貢献することはなかったですね(笑)大学2年生で補欠の頃、雨の順延も含めて10泊11日の京都「西医体」の大会で堂々の3位。「九山医体」の大会では結構優勝していましたね。祝勝会では野次将軍として頑張ってました(笑)。その頃、先輩の方々には本当に恵まれました。

順天堂大学細田泰之教授の下研修の日々、久留米大学病院では先輩医師に恵まれた15年

 大学6年の卒業時に、現在”日本医師会会長”の横倉義武先生の勧誘で、久留米大学病院第2外科に入局しました。4年後、東京の順天堂大学胸部外科に研修医として勤務。昭和天皇の治療に携わるなど症例の多さで定評の医局で2年間、細田泰之教授のもと研鑽の日々を過ごしました。勤務後仲間と飲むことになるのですが、私は当時から酒は苦手で、それでも九州男児の血が騒ぐのか何故か宴会部長でしたね(笑)。そして帰福し、久留米大学第2外科に戻り、15年間勤務しました。その当時、筆頭講師の小須賀健一先生はじめ多くの先輩医師の方々に大いにお世話になりました。小須賀先生は今でもゴルフをご一緒するなど30年来のお付き合いになります。

嶋田理事長の”救急医療”への情熱3年かけて全面改築と「病院機能評価」取得

 大学の同級生であり、永い交際を経て結婚した妻が、当時の嶋田國重院長の長女だったことで言わば既定路線として、平成8年1月1日に嶋田病院に着任しました。そして3年後、院長に就任することになります。着任した平成8年の頃、スタッフは140名、平成30年現在480名と3倍強。病院の在り方が問われ始めた頃、つまり”慢性期”で行けと忠告されたけれど、義父である嶋田理事長の”救急医療”への強力な情熱に背中を押され、病院の全面改築に着手し、仮設スペースで診療を続けながら、3年かけて平成15年に竣工。さらにハード規格をクリアして「病院機能評価」を平成17年に取得しました。これまでの困難な時期を乗り越えた記念事業感覚で、大学の先輩医師である下河邊智久先生に引率される形で、昨年も行きましたが、2、3年に1度、10人のスタッフでアメリカに1週間滞在しています。アメリカの医療現場の視察と交流そしてスタッフとの親睦ですね。

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穏やかで温和な笑顔の島田院長

胃ガン大腸ガンによる死者をゼロに内視鏡センター新設とICU充実

 医療の進歩スピードは速く、最新といわれる医療機器も実質5年、せいぜい10年が限度。治療、手術など医療のさらなる進化のひとつとして、胃ガン、大腸ガンによる死者をゼロにすべく、早期発見、早期治療を実現したいと内視鏡センターを新設し、ICUに力を入れたいと思っています。これからは今まで以上に地域の方々が安心して暮らして行けるよう、小郡地区唯一の救急医療として充実をはかり、スタッフも物心両面での満足感、幸福感を得られるよう進化を続ける覚悟です。

 常に患者さんファーストで寸暇惜しまず治療に勤める福田先生にはまさに”情熱”の2文字がピッタリ。

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集中治療室(ICU)部長 福田 顕三 医師

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Off — 休日のこと

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院長就任から20年
還暦過ぎてゴルフと読書と旅行と

 平成11年院長就任から約20年、ご子息も同じ医師の世界へ。ご自身も還暦を過ぎ、子育てから解放され、ゴルフと読書と家族旅行を楽しむ日々。それでも院長として、常に最新の医療に即応すべく、アンテナを研ぎ澄ますなど、神経が芯から休まる時は無いという。

院長として何うあるべきか、稲盛和夫氏の著書と盛和塾で勉強

 若い頃はそれほど読書することはなかったけれど、病院を経営する院長としての仕事柄、”如何に人心を掌握出来るか”と、ある意味”人間学”として京セラの稲盛和夫さんの著書「生きる」に感銘し、大阪の”盛和塾”にも何年か通いました。勉強させていただきましたね。小説は司馬遼太郎作品が好きです。高揚感のあるドラマティックな内容が魅力的ですね。高校大学と特に学習していたわけではない筈ですが(笑)最近何故か”古典”に心引かれます。

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息子さんと訪れたニューヨークにて

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奥様の誕生日記念ボーリング大会

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青島太平洋マラソンで完走

求道者ばかりのゴルフの日々と時折の家族とのふれあい旅

 ゴルフは子育てが終わったこともあり、健康のためと称して主に古賀カントリー倶楽部に週2回、年100回以上は行っています。医者は小須賀先生だけで、仲間はいわゆるゴルフ馬鹿ばかり。スコアメイクは仕事よりプレッシャーかかりますね(笑)。これからは国内の名門コースを巡りたいと思っています。旅行は、視察で訪れるアメリカ以外、ドイツ、フランスなどヨーロッパが多いですね。昨年は三男の息子の大学卒業旅行に同伴して初めてニューヨークに行きました。妻とは京都や金沢、飛騨高山などを訪れ、季節の景観と美味しい料理を満喫しています。

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宮里ファミリー主催のゴルフコンペに参加

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川奈ホテルゴルフコースで仲間と

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久留米大学野球部の追出しコンパ(昭和55年度)

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