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医療法人 清和会 長田病院

医療法人 清和会 長田病院 病院訪問レポート

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創意と真心を尽くして、
地域と共に未来へ歩む。

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「小さなことでもいい、新しいことを見つけて改善する姿勢、患者さん・ご家族・地域に貢献したいという一人ひとりの想いと取り組みが、当院の原動力です」。 西鉄「柳川」駅から車で約10分。柔らかな緑と日差しに包まれ、風の音も心地よい敷地に一般病棟、地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟、療養病棟を構える「長田病院」。昭和60年の設立以来、地域と共に歩み、患者さんやご家族の声に寄り添い、より良い医療・介護の提供を目指す取り組みについて、院長の木下先生にお話を伺いました。

あるべき姿に向けて

 当院のキャッチフレーズは「地域応援病院」。疾病予防、専門治療、リハビリ、認知症ケア、在宅支援、救急医療や緩和ケアなどに加えて、近年は地域包括ケアに力を入れています。介護施設と一緒に勉強会をしたり、地域懇談会で住民の皆さんと意見を交わすと同時に、地域サポーターの育成、職員がどんどんアイデアを出してセミナーや出前講座を行うなど、子どもから高齢者まで、自分らしく「しあわせにふる里に生きる」社会づくりを模索しています。

経営向上の取り組み

 また、8年程前から、病院の経営・組織運営について資質を高める取り組みを続けています。人事考課制度の導入、最新型の医療機器や技術の導入、患者さんやご家族の「擁護者」となるアドボカシー医療の実践…。「職員満足」「価値向上」「患者満足」の良循環を追求して、昨年は、「日本経営品質賞」※において、九州で初めて「経営革新推進賞」を受賞しました。病院経営の質を第三者評価する「日本版医療MB賞」ではSクラスの認証を更新しており、ひとつのステップと考えています。
※(財)日本生産本部による表彰制度。一般企業も対象に審査。

ビジョンでひとつに

 チーム医療の点からいえば、「学び」「絆」「革新」を病院の核と掲げ、「創意と真心で日本唯一の内科病院になる」というビジョンを明確化したことが、スタート地点でした。方向性を一つにすることで、職員と一致団結して、迷わずに進むことができていると思います。特に「真心」は重要です。いわれるままのことで終わらせるのでなく、一人ひとりが積極的に、ご家族も含めて全人的な支援を目指すこと、瞬間瞬間を大切に、その時やれることをしっかりとやっていくことが、私たちの使命です。

最高のチームで先へ

 そのためにも、今後はPDCAサイクルを強化すると同時に、職員のアイデアや意見を完全に汲み上げられるシステムを作りたいと考えています。また、院長としては職員満足を高め、一人ひとりの成長をサポートして、組織自体が成長していく環境を整えることが目標です。振り返れば、リハビリを始めて精神的なフォローまで行えるようになり、緩和ケア病棟を開設してより良い時間を過ごすお手伝いができるように…と、一歩ずつ、みんなで歩んできました。これからも期待に応え、地域に貢献できる病院を目指します。

01_緩和ケア病棟

明るい雰囲気の緩和ケア病棟。アロマ専用ルームでのマッサージも好評。

02_コンシュルジュ

医療コンシェルジュ。1Fに各種相談窓口を設け〝身近な支援″を提供。

03_寺子屋健康塾

人気の寺子屋健康塾。緩和ケア、減塩食、喘息など様々なテーマで開催。

04_cskirari

職員同士で投票する「CSキラリ賞」(年2回)。人事考課以外でも評価。

~エンド・オブ・ライフケアの取り組み~

 昨年10月、当院の看護部で第4回「ELNEC-J看護師教育プログラム」が開催されました。「ELNEC-J」は、米国で開発された、エンド・オブ・ライフケアを提供する看護師のための教育プログラムの日本版です。当院では、九州に先駆けて、平成24年から継続的にプログラムを実施・開催しています。
 がんなどの疾病に関わらず、高齢者も含めて「その人のライフ(生活・人生)に焦点を当てる」「QOLを最大限に保ち、その人にとって良い最期を迎えられることを目標とする」ことを、「患者・家族・医療スタッフが死を意識した頃から」現場でいかに実践していくか。看護師、介護士、臨床心理士など、院内外から多職種の参加者が集まって、2日間に渡って系統的に学びます。反響が大きく、毎回、参加者が増えていることは嬉しい限りです。
 今年度から、当院ではさらに高齢者に目を向け、老化の延長線上の死、自然経過としての死まで含むケアを学ぶ「ELNEC-JG看護師教育プログラム」をスタートすることを決定しました。未体験である老いを学び、治療にだけでなく日常の一つひとつのケアに意味があること、QOLと生命の両方を支えること、倫理的問題や文化への配慮も踏まえ、さらに「個」にアプローチして「患者その人」をみること…など、今後のケアのありかたを変え、より患者さんやご家族の思いを丁寧に汲み、質の高いケアを提供していくための一歩です。
 ご興味のある方は、長田病院までお問合せください。

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▲第4回の研修の模様。新人からベテランまで、約46名が参加。


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