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OffTime1月号 インタビュー 独立行政法人 国立病院機構 九州医療センター 肝胆膵外科医師 高見 裕子

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遠州流 ― 綺麗さびの茶道
背すじが通って、心が清澄になります。

お茶は繁忙の仕事の日々から異空間に連れ出してくれる無二のもの。
着物を身につけるとスックと背すじが通って、もうそこは非日常の異空間。どうやら髙見先生は医療技能と同様に茶道も追及される様子。

遠州流茶道にこころの平安を得る

 技術認定医の資格を取得し、懸命の日々から解放され、46歳の誕生日を迎えた途端、結婚や子育てと縁のない人生を歩む自分に気付き気分が落ち込みました。その頃出会ったのが「お茶」でした。気分転換にと先輩に連れて行かれたBARのオーナーの所作が、男性なのにスッキリと美しく、訊ねると茶道をしていて教えているとのこと。早速その道場に見学に行き、習い始めました。流派は福岡の政財界の方々も習っている格式高い「遠州流」という武家の茶道。お家元が福岡がお好きで、毎年初釜には来福されて自らお茶を点てて下さいます。さらに着物が着られるようになると、いろんな方から素敵な着物を頂くようになりました。本当に有難く、お着物で、さらに茶道を楽しみたいと思っています。

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末次 宗俊師範の見守る中、穏やかな気持ちでお点前修業。

熱血担任教師がイジメから救ってくれる

 中学1年、イジメという言葉が、まだ一般的ではない、そんな時代にイジメにあいました。親もそれだけ苛められるのはきっとアンタが悪いのだという認識。自分の存在意味を探すようになったのは、このせいかと思います。誰も守ってくれない1年でしたが、2年生になると、成り立てホヤホヤの熱血の担任先生が助けて下さいました。今でも今治に帰郷すると必ず会いに行きます。その頃も相変わらず父は厳しく、私は勉強ばかり。でも、だからこそ、あとで医師になれたのだと今では本当に感謝しています。

毎日の飽きない弁当に感謝している

 食生活という語句が空しい限り。朝はギリギリまで寝ていたいので出勤して牛乳とオヤツをつまむぐらい。昼食は15年間毎日同じお弁当屋さんの日替り弁当。飽きないのが凄くてお弁当屋さんの社長に感謝です。夜は帰宅が深夜なので2年前までは毎日コンビニ。気が付くと肌がボロボロに荒れて友人に呆れられました。引っ越したら自宅の裏が深夜でも営業しているスーパー。近頃少し勤務時間に余裕ができたのでなるべく自炊するように心懸けています。

大切な患者さんのために研鑽に励む

 自分探しの結果、医師になった私ですが、治療のため足繁く通院される患者さんは、お盆とお正月にしか会えない両親よりも接する機会が多く、ある意味、家族以上の存在。生命を預けてくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。それ故、しっかり生命というものと向き合って、手術を極めるべく努力したいと思います。そして後輩にその技術をきちんと伝えていくことがこれからの肝胆膵外科医としての私の使命です。

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◆撮影協力 天達庵/遠州流茶道 家元師範代 末次 宗俊 先生

住 所/福岡市中央区大宮2-3-33 ダイアパレス平尾1 101号
T E L/090-8833-0608(末次)

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