編集長/黒木 正和
最近、TV・雑誌などグルメを冠した番組や特集記事が多い。年中ひもじい少年時代を過ごして来た戦前戦中戦後そして団塊世代の人達にとっては“グルメ”というワードは宝石のように眩しいのである。貸本屋時代の日の丸文庫の漫画や当時の「ぼくら」「少年クラブ」「少年」「少年画報」「冒険王」「漫画少年」や「少女」「少女ブック」「なかよし」「りぼん」の少年少女向けの漫画誌にもグルメ漫画は無かった。
それが現われたのは高度経済成長時代の1970年に「突撃ラーメン・集英社」「ケーキケーキケーキ・小学館」「台所剣法・しんぶん赤旗」の3作品で、牛丼の「吉野家」がチェーン展開を始め、初のファミリーレストラン「すかいらーく」が開店するなど庶民に経済的な余裕ができて外食を楽しみ始めた頃。外食産業の成長に比例して続々とグルメ漫画は描かれ、平和な料理バトル作品「包丁人味平」がこの時期に生まれている。
私個人としてはTVQでも時々放映されている「孤独のグルメ」が好きである。主人公井之頭五郎が訪れる市井の大衆料理店の生活感あふれる雰囲気が何とも心地良い。
それが現われたのは高度経済成長時代の1970年に「突撃ラーメン・集英社」「ケーキケーキケーキ・小学館」「台所剣法・しんぶん赤旗」の3作品で、牛丼の「吉野家」がチェーン展開を始め、初のファミリーレストラン「すかいらーく」が開店するなど庶民に経済的な余裕ができて外食を楽しみ始めた頃。外食産業の成長に比例して続々とグルメ漫画は描かれ、平和な料理バトル作品「包丁人味平」がこの時期に生まれている。
私個人としてはTVQでも時々放映されている「孤独のグルメ」が好きである。主人公井之頭五郎が訪れる市井の大衆料理店の生活感あふれる雰囲気が何とも心地良い。
●Off Time発行元
ドリームシェア株式会社
株式会社コマーシャルアーツ
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