OffTime7月号特集「海」は、生命体の万華鏡

「海」は、生命体の万華鏡。
スキューバダイビングでふれるもうひとつの楽園。

Off Timeですっかりおなじみのレジャーといえば、スキューバダイビング。潜るのは初めてという方も、体験してみたいけどちょっと不安という方も、経験豊富なダイビングスクールやショップを見つけ、インストラクターからしっかりとしたレクチャーを受ければ安心です。またそうした専門店では、イベントなどを頻繁に開催しているので、共通の趣味を持った仲間と出会うチャンスにも恵まれそうですね。
さてオフタイム編集部には、約2名、ダイビングに熱中しているスタッフが在籍しています。その一人の愛子さんは、本紙取材で初挑戦したのがきっかけでダイビングにハマり、今では130本目の潜りになるというから驚きです。やはりオフの過ごし方にも相性があるのでしょうか、三日坊主の編集スタッフＫとは大違いです。
今回は、愛子さんのお気に入りの海で撮った写真をご紹介しましょう。「6〜8月のシーズンになると一日2ボート、3ボートというペースで潜ります。お気に入りは、沖縄と唐津の海ですね。

唐津は、家族同然によくしていただくダイビングショップの皆さんがいるから心強くて、心身共にリラックスできるんです。これからは、時間をつくって雑誌で見て憧れている海外の海に潜りに行ってみたいです」。
そんな愛子さんにとっての海。それは、なくてはならない最高の癒し。平日しっかりと働いたら、ウィークデーは思いきり肩の力を抜いて潮の香りに包まれた海へ出かける。海中の世界で亀や魚たちと一緒になって泳ぐのは、とても贅沢な時間です。「スキューバと出会って良かったのは、オンとオフにメリハリをきかせることができるようになったことですね。今では、水中写真にもハマってしまい、アルバムを作るほど熱中しています。潜った日は、少々のことでは起きないくらいに眠れるというのも幸せなこと。今年は、女友達を誘ってキャンプがてら旅先で潜ってみようかなと計画しています」。
皆さん、今年の夏はスキューバで光きらめく海中の世界で遊んでみませんか？

海のアルバム

一緒に潜った仲間と海の中でハイチーズ！
撮影会は、いつだって楽しい。

異国の世界です！
運が良いとカメさんに遭遇することも。

海の中は全然怖くない。
逆に癒されて
幸せな気分になれますよ。

ヤドカリさん、こんにちは。
どこからやって来たの？
これから、どこへ行くの？
思わず話しかけたくなる。

なんとも言えない幻想的な場面に遭遇。
カメラ、写真にもハマり、
趣味が増えて日常の癒しになりました。

愛子さんおすすめ、唐津の海のこと

「唐津マリンスポーツクラブ」の方によると、唐津の海は水温の変化が大きく、
ダイナミックな四季があるのが特徴だそう。

★大自然を潜る

唐津は、福岡から車で90分のダイビングリゾートです。玄海灘の島々、沖に点在する離島など自然豊かな海に豊富なダイビングスポットが待っています。

★天然記念物を潜る

国の天然記念物“七ツ釜”は、おすすめダイビングスポット。玄界灘の荒波に断崖が侵食されてできた７つの洞窟が雄大な景勝地。その玄武岩の洞窟を潜る感動をぜひ。

★歴史の海を潜る

玄海は古くから、大陸交易の航路として栄えた海です。場所柄、難破船など歴史の名残が多いのも魅力です。あなたも、その歴史的な遺物に出会えるかもしれませんよ。

★魚影のカーテンを潜る

唐津は、マクロ派ダイバーに人気のスポット。魚影が濃く、鰯のカーテンの先にイサキのカーテン、さらにその先にハマチの群れといった、ダイナミックな海の様相を体感できます。毎年、イルカに逢えますし、七ツ釜でクジラと遭遇したことも。

ダイビングして
青空の下
味わうランチも最高★

スキュ—バ Q＆A

Q. ダイビングは、何歳までできますか？

A. 年齢制限は特にありませんが、水圧の影響を考えて10歳からスタート可能（ただし未成年者は、親権者の同意が必要）、70代でも現役で潜っている方はたくさんいらっしゃいます。ただし、45歳以上の方は講習を受ける前に診断書をご用意いただく場合もあります。

Q. 泳ぎは得意ではないのですが大丈夫でしょうか。

A. 講習では、プールで泳ぎをチェックしますが、泳ぐのが得意である必要はありません。自力で泳げればスキューバダイビングはできます。泳ぎに自信がない方もインストラクターが指導してくれるので気にやむことなく、相談してみることをおすすめします。水に慣れていけば、自然と泳げるようになる方も多くいらっしゃいますよ。

Q. ダイビングを趣味として続けたいのですが、どんな器材を揃えればいいですか？

A. ダイビング初心者の方には、7点セットと呼ばれているスーツ、マスク、フィン、スノーケル、ブーツ、グローブ、メッシュバッグなどの装備を徐々に揃えていかれることをおすすめします。なかでもウェットスーツは、自分の体型にぴったり合うサイズをインストラクターに相談しながら選びましょう。理想をいえば、コースを受講する時点で器材を揃え始め、使えるものは利用していく。長い目で見れば、それが上達の早道といえそうです。