online pharmacy without script

OffTime10月号 インタビュー 社会医療法人財団池友会 新小文字病院 院長 高橋雄一

Top Interview| On |

先進の高度医療への研鑚を忘れず
地域の患者さん中心の医療を貫き通す

田川っ子の剛健気質と阿波っ子の明るさで
地域病院のリーダーシップを

 田川の野球少年が小学生時代に文集に記した医者への憧れを具現化し、 徳島大学医学部を経て小文字病院で西田憲記先生に師事し、 脊髄脊椎外科を志し、 中村記念病院 (札幌) 、 佐賀大学脳神経外科で研鑚を積み、脳神経外科専門医を修得する。令和5年11月、新小文字病院の院長に就任しても尚、佐藤元紀副院長はじめ精鋭スタッフと共に、さらなる研鑽を重ねると高橋院長は力強く語った。

研修医他スタッフの育成が急務と語る髙橋院長

小学生時代は友達との遊びに夢中。中学生時代は野球に夢中。高校生時代は応援団副団長で頑張った

 保険会社に勤めていた父と結婚式場スタッフをしていた母の普通の家庭の長男として田川郡川崎町に生まれました。2歳下に妹が一人いて、 現在は企業のホームページ制作のデザイナーをしています。
 小学校は川崎小学校で戸外で近所の友達と日没まで元気に遊ぶ日々でした。 中学校は川崎中学校で軟式野球部に入り、 レフトの外野手として練習に明け暮れていましたが、 地区の大会では一、 二回戦で敗退するなど戦績はパッとしない(笑)。後輩のチームは地区優勝(笑)。
 高校は田川高校に進み、 帰宅部でした。注目の学校行事の体育祭では、 高校二年生で副団長となり、 夏休みは応援練習で汗だくヘトヘト。 高校生活で一番頑張りましたね(笑)。

小学生の頃に芽生えた、医者への憧れから医学部受験へ

 医学部受験を志すキッカケは、小学生の時に文集に書いた”将来の夢 “に、最初は警察官だったのがその後医者になりたいと。何故そう思ったのが判然しませんが、生命にかかわる仕事への憧れだったのでしょうか。中学生から高校生になるにつれて、医学部受験への意志が固まってきた感がありますね。
 田川高校自体が医学部受験をする生徒が少なく、私達の時代には意外にも現役で2人、浪人で3人医学部に進みました。

徳島大学医学部入学
野球部レフト4番で2部リーグで
ベストナイン

 一浪の末、平成 10年4月に徳島大学医学部医学科に入学し、医学部野球部に入部。大学の近くのマンションから通学し、準硬式の白球を追う日々が始まりました。外野レフトときにはファーストを守り、4番打者でしたが、”西医体 “等の戦績は誇るべきものではなく(笑)、それでも四国リーグ2部でベストナインに選出されました。現在は後輩たちのチームが、全国大会レベル。最近、佐賀の武雄で行われた試合へ応援がてら後輩と食事をしましたが、いまや中央大学や早稲田大学と肩を並べるまでに(笑)。感激ひとしおですね。
 ちょっと足を伸ばせば香川県。早朝しか営業していない、友達と授業をさぼって一杯百円のうどん屋を3軒ハシゴ(笑)。
 徳島ですから阿波おどり。医学部にも”たけのこ連 “があって、踊りまくった愉快な想い出です。この時は”阿 波 っ 子 “でした ね( 笑 )。

エピソード

 徳島大学3年生の頃に、北九州の銘菓「ぎおん太鼓」を口にしたのは、研究室配属で脳神経外科で、低体温と酸化LDLを研究していた頃に、九州から講義で来られていた西田憲記先生と初めて出会い、お土産として持って来られた一つを頂いたのが初めてでした。この時は私が新小文字病院で働くことや西田先生のもとで脊髄脊椎外科を志すとは夢にも思っていなかった。現在では脊椎の分野の奥深さを痛感し、治療後、患者さんが元気に退院されている姿を目にすることは至福です。今でも駅のおみやげ売り場の「ぎおん太鼓」を目にすると、西田先生と最初に会ったことを思い出します。

新医師臨床研修制度の
初年度で小文字病院へ
恩師西田憲記先生に師事

私達の代が新医師臨床研修制度の初年度で、平成 16年4月から2年間、移転前の小文字病院に勤務しました。この新医師臨床研修制度終了後に当時脊髄脊椎外科部長 の 西 田 憲 記 先 生( 現 新 武 雄 病 院 総 院 長 )に師事し、脊髄脊椎外科を志し、札幌の中村記念病院、佐賀大学脳神経外科で研鑚を積み、脳神経外科専門医を修得し、現在も脊髄脊椎外科診療に携わっています。

平成22年新小文字病院脊髄脊椎外科医長、平成23年同病院脊髄脊椎外科部長、平成26年同病院脊髄脊椎外科治療センター長兼脊髄脊椎外科部長、平成28年同病院副院長補佐兼脊髄脊椎外科治療センター兼脊髄脊椎外科主任部長、令和2年同病院副院長兼脊髄脊椎外科治療センター長兼脊髄脊椎外科主任部長

新小文字病院院長就任

令和5年11月、新小文字病院院長に就任 し、同期の副院長兼整形外科主任部長をしている佐藤元紀先生とタッグを組み脊髄脊椎外科と整形外科との連携の充実を図っています。創設者の蒲池真澄先生の病院理念である「 手 に は 技 術 、頭 に は 知 識 、患 者 に は 愛を 」そ し て「 高 度 医 療 、総 合 医 療 、地 域 医療」の基本方針を引き継ぎ、これからは、門司区の人口減と加速する高齢化に対応すべく、214床の急性期病院として、若い研修医他スタッフの育成が急務ですね。院長としての重責の大きさを日々痛感していて、身の引き締まる思いです。

カマチグループの脊髄脊椎外科メンバーと

取材協力 社会医療法人財団池友会新小文字病院

住  所/北九州市門司区大里新町2-5
T E L/093-391-1001
院   長 /髙橋 雄一
診療内容/内科、循環器内科、消化器内科、 内 分 泌 ・ 糖 尿 病 科 、外 科 、呼 吸 器 外 科 、脳 神 経 外 科 、救 急 科 、整 形 外 科 、形 成 外 科 、麻 酔 科 、血 管 外 科 、脊 髄 脊 椎 外 科( 脊 髄 脊 椎 外 科 治 療 セ ン タ ー )、泌 尿 器 科 ・ 血 液 透 析センター
受付時間/平日 8:30~11:30
診療時間/平日 9:00~12:00
休 診 日 /日曜・祝日、土曜日午後(専門外来)
H  P / https://www.shinkomonji-hp.jp

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

【必須】

ページ上部へ戻る