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Off Time6月号 特集 「三瀬ルベール牧場どんぐり村」からの手紙

「三瀬ルベール牧場どんぐり村」からの手紙

ロゴ
福祉牧場
自然、動物、そして人間。みんなの笑顔が広がる「どんぐり村」は、 福祉とむらおこしが手を結んだゆたかな憩いの体験型の牧場です。
038-03

福祉牧場へと生まれ変わった

障害がある人も、ない人も、一人ひとりの個性を生かして楽しく働ける場所。
佐賀県三瀬にある福祉牧場「三瀬ルベール牧場どんぐり村」が目指す世界観です。
1988年、旧三瀬村のむらおこしとして、ブランド鶏「みつせ鶏」の生産販売を行なう食品会社(株)ヨコオの事業部としてオープン。
コンセプトは、フランスの田舎村。
ドーム約28個分にも のぼる広大な敷地には、家畜たちとのふれあい広場やレジャー施設、手作り工房、コンサートホールにホテルと多彩な施設が自然景観を生かし、のびやかに配置されていて、まるで外国のとある村を旅しているような開放感。
その方向性は今も変わることなく、コツコツとした地道な歩みと共に進化し続けています。
開園当時、社長をつとめていた横尾氏は、「社会福祉法人若楠」を設立、福祉事業に携わっていました。
横尾氏の娘さんが重度の障害をもっていたことがきっかけでした。
ある時、施設の利用者の子ども達をどんぐり村に連れてきて遊ばせていたところ、とても楽しそうにしている姿を見てひらめいたといいます。
「この自然豊かな地は健常者だけではなく、障害者こそがイキイキと遊び、社会に出るための訓練をしながら働ける場ではないか」と。
そうした経緯を経て、2005年に「障害者福祉サービス事業所どんぐり村」を開設、今に至ります。

どんぐり村で働くということ

現在、どんぐり村には約100人のスタッフが働いており、うち半数が障害をもった人達という話を聞いて驚きました。
園内を歩く限り、特にそのようなことを感じることもなく、一生懸命に働く熱心なスタッフが多いなあと好感を持ったものですから。
障害をもった利用者のことを園内では、トレーニングスタッフを呼んでいます。
自分の興味がある分野からスタートし、野菜を作ったり花を植えたり、農業体験をしたり、養鶏をしたり、動物のお世話をしたり、搾ったミルクでアイスやシュークリームを作ったり、パンを焼いたり。
どんぐり村が福祉牧場として機能していくための自給自足のサイクルづくりに貢献しています。
訪れる来園者の数は、年間約20万人。
家族連れや幼稚園や保育園の遠足など、観光バスがずらりと並ぶ光景もめずらしくはありません。
来場する多くの人達と触れ合うという体験は、障害をもった人達の訓練へとつながり、社会復帰への道のりを照らしています。 もちろん、どんぐり村の存在は、地元三瀬エリアの雇用の場としても地域に貢献しています。
障害をもっていても、いなくても。
自分にできることを生かして真摯に向き合う、どんぐり村のスタッフの姿を見れば心が癒され、よし自分も頑張ろうと思えることでしょう。
最近では、障害をもった子どもや大人に向けた「乗馬セラピー」もスタート。
話はできないけれど、目と目を見合わせれば、気持ちは通じる。
そんな動物たちとのふれあいを通したケアにも注目があつまっています。
イラスト7

四季折々の恵みを喜びあう

どんぐり村には、春夏秋冬、四季折々の自然が巡ってきます。
照りつける太陽のもと冷たい高原水に喉をうるおしたり、雪に見舞われる厳しい冬場は暖炉の火に心まであたためられたり…。
自然と一体となり、生きることから遠ざかっていく現代ですが、こうしてどんぐり村の自然の中にいると、日頃は気づかないことに思いをめぐらせることができるのです。
人も動物も、樹木も花も、空や太陽、月もみんな一緒なんだよということを心の奥深いところで感じられるような気がします。自分にもまわりにもやさしい気持ちでいられることの大切さや喜びを、どんぐり村の一日を通じて感じられた取材でした。
イラスト6

どんぐり村からのメッセージ

どんり村で働くスタッフは全部で100人 。
そのうち50人は、障がいを持ったスタッフです 。
この村のもう一つの顔は、福祉。
いっぱい遊んで、いっぱい食べて、
きれいな景色に癒されて欲しいから。
ここでは障がいがあっても、なくても、
みんな一緒になって村を訪れる人をお迎えしています。

どんぐり村の夏 6月~8月のイベント

私の畑(貸し農園)
野菜の生育状況により期日を変更する場合があります。
どんぐり村で私の畑を持ってみませんか。
種植えから草取り、収穫までの流れをご家族や仲間と楽しみながら体験しましょう。
春じゃが収穫体験
1.春じゃが収穫体験
期 日/6月21日(土)・2 2日(日)・ 2 8日(土)・2 9日(日)
料 金/1kg 300円
春じゃが
収穫体験クルマ
2.秋じゃが種植え体験&貸し農園募集
期 日/8月17日(日)・24日(日)
料 金/2,000円(1規格2平方メートル)
秋じゃが貸し農園
3.トウモロコシ収穫体験
期 日/7月19(土)・20日(日)・21日(祝)・ 26日(土)・27日(日)
料 金/1本 200円
※トウモロコシは、収穫したてを生のまま食べられます
とうもろこし収穫
じゃぶじゃぶ池
9月まで開放する池は、18°Cの地下水でひんやりとした涼を体験できます。
大人の方も大歓迎、子どもにかえって水遊びしましょう。
期 日/夏期(雨天を除く) 料 金/無料
じゃぶじゃぶ池
馬さんシャンプー体験
「馬さんだって洗って欲しい!」はずです。
頭をゴシゴシ洗ってあげると、気持ちいい顔をしてじっとおとなしくしていますよ。
期 日/7月19日(土)~8月31日(日)の土曜日、日曜日、祝日(雨天中止)
料 金/5 0 0 円(乗馬付き)
馬シャンプー体験
アイス作り体験
6月~8月の限定メニュー。
どんぐり村で搾った新鮮なジャージーミルクとボリスブラウンの卵で手作りする濃厚アイスに挑戦!
カップに約4個できます。
期 日/6月~8月の土曜日、日曜日、祝日
料 金/1,200円
アイス作り
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地上に輝く天の川
~年に一度の夜間無料開園~

どんぐり村の夏の風物詩といえば、「地上に輝く天の川」です。
長さ100メートルの七色に輝く草原が出現します。
年に一度の「夜間無料開園」です。
ロマンティックなひとときを。
期 日/7月5日(土)・12日(土)
料 金/無 料(夜間のみ)
天の川1
天の川

社会福祉法人 若楠 どんぐり村

Add/〒842-0303 佐賀県佐賀市三瀬村杠2234-67
Tel/0952-56-2141 Fax/0952-56-2839
Open/10:00~17:00(最終入場16:30)
12/2~2/28までの平日10:00~16:00(最終入場15:30)
定休日/3月~12月30日までは無休、年末年始(12月31日・1月1日)と冬期(1月・2月)は不定休。
その他天候等の理由で休園する場合もあります。
料金/大人(高校生以上)500円、小人(4歳~中学生)200円、3歳以下無料
※療育手帳をお持ちの方、手帳ご提示でご本人様とお付添いの方一名様無料
HP/http://www.dongurimura.com
イラスト1

どんぐり村ご案内

どんぐりマップ

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