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Off Time10月号 特集 おとなの工場見学

\大好評の/おとなの工場見学特集第2弾

特集メイン
博多の食と文化がつまったおいしい博物館 『ハクハク』で明太子の魅力、再発見!!

釜山の食「メンタイ」を博多

2013年夏に放送された話題のテレビドラマ「めんたいぴりり」。
博多大吉演じるそのモデルとなったのが、ふくや創始者の川原俊夫氏です。
釜山で生まれ育った川原氏の両親は、海運業を営む傍ら、日本人向けの食品を扱う商店を開いていたそう。
子どもの頃、釜山の市場で売られていた「メンタイ」は、庶民には馴染み深い家庭の味だったそうで、川原氏も海産物屋がメンタイを漬け込む様子を目にしていたことでしょう。
昭和20年の福岡大空襲で焼け野原になった博多。
戦争から復員した川原氏は、昭和23年10月5日、妻の千鶴子さんと共に引揚者を対象にした中洲市場に「ふくや」を創業します。
何か目玉になるような商品を模索していた時に頭にうかんだのが、釜山で日常的に食べていた「メンタイ」でした。
翌年、ふくやの店頭には、金魚鉢の中に入ったメンタイが登場したそうです。
ですが、最初から順風満帆だったわけではありません。
10年程は鳴かず飛ばずで、明太子作りは社長の道楽とまで思われていたとか。
けれど、川原氏は決してあきらめませんでした。
適度な塩加減を持たせつつ、まろやかな旨味をどう出すか。
家庭の食卓に受け入れられる味を求め、作っては捨て作っては捨てを繰り返したのです。

博多商人スピリットを今に

昭和30年代、そんな血のにじむ思いで辿り着いたふくやオリジナルの調味液と熟成方法によって生まれた「味の明太子」は、中洲を起点に広く知られる存在となりました。
店には当時の味を再現した「味の明太子・復刻」が並んでいますが、実に2年もの開発期間を費やしたとか。
こうした手間ひまを惜しまない懇切丁寧なものづくりは、川原氏の精神を受け継いでいるといえるでしょう。
川原氏は、昭和55年7月、山笠の追い山が幕を閉じた午後、肺不全のため永眠。
現在、福岡には明太子を手がける企業が約200社あるそうですが、それは川原氏が製法の特許や商標登録をしなかったからに他なりません。
「元祖と書いても味が良くなるわけじゃない。
その時々に一番おいしいところがナンバーワンでいい」という川原氏の言葉にも現れています。
今回、工場見学を体験して、その博多商人スピリットにあらためて感動しました。
「ありがとう!川原さん」。
そんな気持ちでふくやの明太子を食べる今日この頃です。
ぜひ皆さんもお出かけください。
ヒストリーふくや本
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商品
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ハクハク 5つのゾーン

丸一日楽しめる、博物館の5つのゾーンをご紹介します!

ハクハク ミュージアム

ミュージアム
博多山笠などの博多の祭、博多の食、博多の工芸・美術など博多の「心」を感じる文化の展示。

ハクハク 工場見学

工場見学ガイド付きツアー 10:10~、11:40~、13:00~予約なしでもこの時間に行けば、見学ができます。
(20名様以上は、要予約)
①明太子クイズコーナー

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明太子のママを探すクイズや材料選び、製法の紹介など明太子の基礎知識を学びましょう。
②工場見学コーナー

味の明太子の漬け込みから梱包までを間近で見ることができます。
明太子の計量競争、社員のうち2人しか作れないという秘伝のタレの話、創業当時の「味の明太子・復刻」開発秘話など子どもから大人まで楽しめるストーリーが盛りだくさん。
堅苦しくなくて遊び心満点の展示説明は、さすがです。
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特集サブ
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③ふくやヒストリーコーナー

創業当時のふくやをリアルに再現。
ふくや創始者の川原俊夫氏を身近に感じられる展示にくぎづけです。
川原氏直筆の帳簿も必見!!
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ハクハク 体験工房

自分好みのスパイスづかいで、世界にた ったひとつの「my明太子」の手作り体験 ができます。最大144名まで同時に体験 可能ですので、病院様のイベントとしても お楽しみいただけると思います。
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まずは手洗いから。
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消毒もしっかり!
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いよいよ、明太子とご対面。
通称へそと呼ばれる産卵口を下にして3本(約100g)を並べましょう。
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スパイスをふりかけましょう。
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「ふくや」秘伝のタレをゆっくりかけましょう。
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キュッと輪ゴムでしばって。
スパイスは、唐辛子、昆布茶、黒胡椒の3種。
黒胡椒が多いと洋風に、昆布茶が多いと和風に。
ご家族で参加される方は、それぞれに違う味つけにすると楽しみ倍増!
ちなみに親指と中指、人差し指でつまんだ唐辛子を3回ふりかけると、「ふくや」の基本の辛さになります。
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自分だけの明太子に名前をつけましょう。
ちなみに今回は「Offのめんたい」にしましたよ~♪
自宅の冷蔵庫で2日間ねかせた後は、必ずタレから明太子を取り出して保管ください。
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後悔のないように味付けできましたか?
旨みたっぷりのタレは、お料理の味付けに活用できますよ!
my明太子手作り体験 3本(約100g)1,500円
1名様から受付可能
時間/11:00~、13:40~、14:40~、15:40~の約30分間
※体験ご予約0120-373-565(3日前までにご予約を)

ハクハク ショップ

“ふくや”だからできる多彩なお土産たち。
明太子のほか、オリジナルキャラ「かわりみ千兵衛」さんのグッズもたくさん。
店
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店食べ比べ
かわりみ
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ふくやオリジナルゆるキャラ「かわりみ千兵衛」氏は、博多商人の鏡。
趣味は、記念撮影と散歩、ダンス!!
愛らしいわあ〜。

ハクハク カフェ

カフェ
館内を見学した後はカフェでホッとひと息。
カフェ唐揚げ
◎とりから明太味 360円
明太子のタレに漬け込んだ鶏肉をジューシーに揚げたハクハクオリジナル唐揚げは、お好みで特製スパイスをふりかけて。
唐揚げファンにはたまりません。
カフェ茶漬け
◎明太子茶漬け(食べきりサイズ)648円
たっぷりの白ごはんに、明太子がドーン!
特製のふぐだしをかけていっただきます。
いか明醤、わさび、梅の漬け物 がまた茶漬けに合うんです。
大満足の一杯でした。


ふくや

ヒストリー外観2
住 所/福岡市東区社領2-14-28
問合せ/ 092-621-8989
117117hakuhaku@fukuya.co.jp
営 業/10:00~17:00(入館は16:30まで)
休 み/ 毎週火曜日(祝日の場合は翌日休館)
年中無休
(別途施設メンテナンスなどで休館になる場合も)
料 金/大人(中学生以上)300円 小学生以下 無料
※ショップ・カフェのみの利用の場合は入場料無料
H P/ http://117hakuhaku.com/
飾りキリヌキ1
待っちょるですばい♥

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