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OffTime11月号 「私の休日」一般社団法人 北九州市小倉医師会 理事 医療法人 嘉武医院 原田嘉和院長

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| 私 の 休 日 |Top Interview

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すべては医療のために―
情熱を未来へつぎ込んで。
「第二の青春です」と爽やかな笑顔で登場いただいた原田先生。
経済連携協定(以下:EPA)に基づく外国人看護師受け入れ制度の“次の手”として、再チャレンジ支援の確立に奔走されるについてお話を伺いました。

落胆からの挑戦

「なぜ合格率が0なんだ」。
インドネシアに住む義兄からの電話が、活動のきっかけでした。
平成18年度のEPA候補者の看護師国家試験の結果はニュースで知っていましたが、現地では落胆や失望の報道が流れていると聞き、うわべだけで「日本語能力の問題」と片付ける声も多い中で、それはおかしいと思ったのです。
その頃、偶然、インドネシアに関わりや人脈を持つ方々と次々に出会い、「一度、自分で現地を見てみよう」と休日を利用して飛びました。

希望と期待の芽

インドネシアでは、新人で看護師の資格を取得しても、実際に国内で就労できる人数は3割前後。
しかし、文化的に〝礼節を重んじ、目上を敬うなど日本と通じる部分も多く、勤勉で、看護師や介護士として非常に魅力的なんです。
これは、日本の地方医療の人材確保の課題に対してだけでなく、 将来的な国際医療交流にも良いと感じました。
そこで、小倉医師会やMedPA(※)、政界や財界にわたる多くの方々と意見を交換し、様々なご尽力やご協力を得て、一昨年、メンバーの一人として、支援プログラムの立ち上げを実現したのです。

アイデアを形に

最大の目的は「チャンスの拡大」です。
当プログラムでは、EPA滞在期間中に合格できず帰国した候補者の〝再チャレンジ”を支援します。
現地で選抜試験を行い、 通過者は集中講義を経て、短期ビザで来日後「看護師国家試験」と「准看護師試験」をW受験するのです。
せめて後者に合格すれば、准看護師として医師会会員の病院で働きながら、医師会立看護専門学校で学び、看護師国家試験の合格をめざす道が拓けます。
手厚い教育は、受け入れ側にとっても魅力でしょう。

福岡から全国へ

昨年度は、6名のインドネシア人候補者が当プログラムに参加して、W受験の結果、2名が准看護師試験に合格しました。
彼女たちは今年6月から、小倉北区の病院で就業しながら、学校に通って試験対策に取り組んでいます。
このプログラムが成功し、福岡県内や近県にも広がり、全国の医師会、医師会立専門学校(約170校)が受け皿となれば、大きな成果が得られると期待しています。
EPA制度 には賛否両論ありますが、まずはぜひ関心をもって情報を共有いただけると非常に嬉しく思います。

*

「本当は、真面目な人間でなくて遊び好き。
若い頃は、外科で病棟に缶詰の日々の一方で、バイクや車が趣味で、暇があればゴルフや釣りにも行きました」と笑う原田先生。
「しかし、3年前に左目を患い、一時は縫合もできなくて、妻と『何が起こるかわからんね』と。
完治してからは、遊びより活動に夢中です。
長生きできないんじゃないかと思う頻度で出張へ行き、様々な壁にもぶつかりますが、もうだめだという時に必ず、貴重な出会いや協力があるので、ありがたくて。
今後も、未来へ実を結ぶまで走り続けたいと思います」。
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小倉のプログラム候補生と。
「彼女たちの情熱や向学心には胸を打たれます。
日本の高齢者医療や疫学・公衆衛生的な知識を含め、現地の教育機関と連携する計画も進めています」。
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今年のジャカルタ・集中講義の開講式。
「受験者が、合格に向けて3ヶ月間みっちり勉強します」。
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車庫で冬眠中、という愛車のトライアンフ(1963年製)。
奥にはシビれるバイクの姿も。

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