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OffTime10月号北九州市立医療センター院長 豊島先生

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| 私 の 休 日 | Top Interview

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銀幕の向こうに泣いて、笑って
日常・非日常を行き来する日々。
穏やかな午後、お気に入りの映画館へご案内いただいた豊島先生。
高度医療、地域医療の拠点として在る「北九州市立医療センター」(小倉北区馬借)の院長として、
多忙な日々を支える<Offの過ごし方>について、お話を伺いました。

懐かしの映画館

 学生時代、六本松や西新などの学生街には映画館がたくさんあって、よくハシゴしていました。
当時観た作品では、洋画なら『灰とダイヤモンド』と『コールガール』、邦画では『私が棄てた女』が印象に残っています。
ヌーベルバーグの全盛期で、中洲にあった「名画座」ではゴダールの作品をよくやっていましたね。
そういえば先日、福岡市総合図書館で大島渚監督の『青春残酷物語』を観ました。
松竹ヌーベルバーグ時代の作品で、桑野みゆきが美しかった(笑)。
いいフィルムをやっているので、たまに出掛けて楽しんでいます。

私のシネマ流儀

とはいえ、ここ数年はなかなか休みがとれないので、スキマ時間に職場から歩いて5分の小倉昭和館へ通っています。
独特な佇まい、館内の雰囲気も含めて妖しい魅力がいいんですよ。
映画は映画館で観るもので、私は家庭に持ち込みたいとは思いません。
DVDは1枚も持たないし、ホームシアターを買う予定もゼロ。
暗闇で楽しむものを、明るいところで観るのは恥ずかしくて(笑)。
人と一緒でも集中できないので、必ず一人で観に行きます。
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行きつけの小倉昭和館(創業74周年)にて。「封切作品は高いから観ない(笑)。アンコール作品が2本立て1,000円と安く、『郷土作家の原作映画特集』など上映企画も面白い2番館が定番です」。

独特な世界に魅了

通勤電車の暇つぶしは文庫本です。
学生時代は文庫本しか買えず、卒業後はハードカバーしか買わない時代を経て、ここ数年はまた文庫本しか買わない( 笑)。
ちなみに、藤沢周平、村上春樹、北村薫、葉室麟、西加奈子の作品は文庫本をすべて揃えています。
特に村上春樹は「絶対読まないだろう」と思っていたのですが、あるとき同級生に勧められて、1冊読んですぐに全作品を買い求めました。
実に奇妙な小説なんですよ。それまで読んでいた小説と違う。どこか独特な世界に惹かれます。

もうひとつの愉しみ

 ちなみに、夜はレコードでジャズを聴きながら焼酎を飲むのが楽しみです。
大学を卒業後、給料を使う暇もない時代にLPを買い集めたのですよ。
今もそのまま持っていて、数百枚はあるのじゃないかな。
当時は「コルトレーンか、マイルス・デイビスか」という時代でしたが、私は女性ボーカルが好きです。
浅川マキ、ビリー・ホリデイやニーナ・シモンは最高ですね。
福岡に「ブルーノート」があった頃は、たまに公演にも行きましたよ。
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ご自宅の書棚を公開。「西加奈子の『きいろいゾウ』など、若い作家の作品もよく読みます」。
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ジャズレコードの数々!「 何も考えずに、ただ音の世界に浸るのが最高の気分転換です」。

「映画でも、俳優より女優さんが好きで、ジェーン・フォンダ、桃井かおり、『男はつらいよ』のリリーさん、浅丘ルリ子が好きでしたね」と笑う豊島先生。
「そういえば、小学校では剣道をやっていたのですが、中学ではブラスバンド部でした。理由は、好きな女の子が合唱部にいたから(笑)。コンクールの時に混声要員でブラスバンド部から男子が招集される日のために、トロンボーンを吹いていたのです。今では、吹いても音は『スース―』でしょうね」。
ユーモアあふれるお話に、温かな眼差しも素敵な先生でした。

 

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