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OffTime5月号 インタビュー 社会医療法人 青洲会 福岡青洲会病院 副院長 川下 雄丈

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頼れる地域支援病院目指して
スタッフすべてのスキルアップを

30名の医師スタッフと共に
先進医療へのさらなる挑戦を

小中学の9年間、自転車通学で鍛えた体力で、長崎大学医学部から同大学第2外科医局に進み、恩師兼松隆之教授の厳しくも温かい薫陶を受け、米国留学を経て”腹腔鏡手術“を研鑽。その道は未だ途中で、現在30名の医師スタッフと患者さんのニーズに応えるべく、先進医療情報にアンテナを張り巡らせ、さらなるスキルの向上を図ると川下副院長は熱く語った。

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先進医療を積極的に採用したいと熱く語る川下副院長

医師へのキッカケは”白い巨塔“”ブラックジャック“洋裁する母を真似て器用にハサミを使う

東京都足立区に生まれ、神奈川県川崎市で幼稚園に通い、移った先の長崎県長崎市琴海町の村松小学校そして大村湾に面した琴海中学校に通いました。自宅が学校から遠かった所為で自転車通学、生活すべてで自転車にはすっかりお世話になりました(笑)。
 地域にはいくつかの小規模ソフトボールチームがあり、その頃のスターの王選手や長嶋選手に憧れ、リーグでは懸命にサードを守っていましたね。
 高校は長崎県立北陽台高校に進み、小中学校の頃より更に自宅から遠く、往復の自転車通学が精いっぱいで、テニス部に入部しましたが、やむなく退部しました。そんな訳で高校生時代は目立ったエピソードは無くごく普通の学生でした(笑)。
 それでも医学部を目指したのは、TVで田宮二郎主演の“白い巨塔”と手塚治虫の漫画“ブラックジャック”に感化され(笑)、それと母が自宅で洋裁をしていて、布を切ったり貼ったり、自在にハサミを使うのを見て、ブラックジャックも手術で切ったり貼ったり(笑)、自分も見様見真似で玩具、ロボットなどは菓子箱から作ったりと割合手先を使う事が好きで、適性ありかなと思いました。

長崎大学医学部でバスケ部、麻雀とアルバイトバーテンダーの日々

長崎大学医学部に進学し、相変わらず自転車通学でしたが、さらに体を鍛えるべく、バスケットボール部に入部。先輩に誘われて麻雀、友達に頼まれてアルバイトでバーテンダーの夜を過ごしました(笑)。
 バスケは先輩方の活躍で医学部の“西医体”から“全医体”に参加する機会に恵まれました。体育会系は外科医にといった伝統でしょうか、バスケ出身の80%が外科医で、特に卒業間近になると、先輩から飲食のお誘い盛んで、文字通り飲みまくりましたね(笑)。

長崎大学第2外科入局し兼松教授に師事、米国留学から復学し”腹腔鏡手術“研鑽

長崎大学第2外科に入局し、当初は土屋教授、丁度入れ替わりの時期で、次に九大から来られた肝臓専門の兼松隆之教授にご指導いただきました。何を専門とするのかといった全員面接の時に、私だけ空気を読まずに、“肝臓”と言うべきところを思わず土屋教授の専門だった
“膵臓”と発言し、すごく呆れられた覚えがあります(笑)。勿論、肝臓の道へ進みました。
 平成11年、長崎大学大学院に入ったタイミングで、以前卒業旅行で訪れたニューヨークの佇まいに感動したこともあり、虎視眈々と留学するならその周辺でと思っていた矢先、兼松教授から突然“少し治安が悪いけれど、ニューヨークのアルバートアインシュタイン医科大学に行ってみるか”と言われ驚きましたね。ここでは「再生医療及び癌遺伝子治療」、免疫遺伝子治療の研究に従事し研究成果を3編の論文にて、アメリカ国内5回の国際学会で発表しました。
 復学して、平成14年、長崎大学医学部第二外科大学院で博士号取得後卒業し、平成17年に同第2外科医局長に就任します。その頃は、注目され始めた“腹腔鏡手術”と各種ネットワークで探した各種エキスパートの指導を仰ぎながら修行研鑽しました。
 実は平成4年に長崎の活水女学院出身者の妻と結婚しており、初めての単身赴任は平成18年佐世保労災病院で、以後も単身赴任がしばらく続くのですが、改めて妻の有難さに感謝する日々でしたね。同時に、入院して来た高校生が術後毎日、英検1級の難しい問題を解いていて、ある時“先生も英検受けてみたら”と言われ、やり直し英語のキッカケとなりました。(注:詳細はOffのページで)

◆社会医療法人 青洲会 福岡青洲会病院

住  所/ 糟屋郡粕屋町長者原西4丁目11-8
T E L/092-939-0010
院 長/ 上田 剛資
診療内容/内科、循環器内科、呼吸器内科、他(全26科目)
受付時間/平日 8:30~11:30、13:00~16:30 土曜 8:30~11:30
休 診 日/土曜日午後・日曜・祝日
H  P / https://f.seisyukai.jp//

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