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OffTime2月号 まちかど口福探訪

OffTime編集部オススメ まちかど口福探訪

福岡・北九州の見知らぬ街角。
旅人になった気分で歩いてみれば、今まで気づかなかった美味しいお店と巡り合う。
そんなささやかな外食の愉しみ。

恵美うどん

通いたくなる「味」と「人」
2代目が営む平尾のうどん屋さん
昭和44年にうどん店を開いた初代店主の恵美ばあちゃんのあとを引き継いだ店主の一ノ宮さんは、唄ううどん職人だ。
店に入ると、メニューが壁にもカウンターまわりにもずらずらと並んでいて、食欲をそそる。
おまけにその昭和の空間とジャズが妙に合う!
さっそくおつまみに良しと思われる「カツ」を注文。
そしてビールと一緒に味わいながら、締めに「とりおろしうどん」を。
いやー、つけだれには鶏肉がゴロゴロ入っていて、大根おろしや生姜、刻みのり、ねぎまで入っていてボリューム満点。
余ったタレにうどん湯を入れた“そば湯”ならぬ“うどん湯”もおすすめです。
さて白魚のような透き通った極細うどんは、四国で修行を積んだ店主が毎日手打ちしたもの。
注文を受けてから5分間ほどかけて茹でるので、絹糸のようにやわらかく美しい。
また奥には座敷も完備。
事前に予約して鍋を囲むも良し、子どもたちとワイワイ家族でうどんをつつくもよし、使い勝手、味、そしてうどん職人。
三拍子そろった名店です。
恵美うどんメイン9702
恵美うどん02
釜揚げを特製つけだれにつけて味わう「とりおろし(熱・ 冷)」(650円)は、いちばん人気のオリジナル。
ビールにぴったり、心躍る昭和な雰囲気の「カツとキャベツの目玉焼きのせ」(550円)もぜひ!
恵美うどん9686
ジャズを聞きながら呑める、街場のうどん屋さん。
恵美うどん9707
恵美うどん9689
恵美うどん9687
恵美うどん
A d d/福岡市中央区薬院3-7-15
T e l /092-521-1003
O p e n /11:00~15:00
18:00~21:00
定 休 日 /木曜日
H P /http://www1.bbiq.jp/emiudon/
あなたのOff Timeは?
バイクとミュージシャン活動(店主)。

中洲 そばの実庵 ひなた

挽きたて、打ちたての十割蕎麦
日本酒や蕎麦焼酎とさあ一杯!
ちょい呑みできる蕎麦屋は、“大人が自分を開放できる居場所”である。
「信州そばむらた」の料理長まで勤め上げた店主。
なんとその前は、医療機器のルート営業をしていて、医療機関を巡っていたというからオフタイムとも何かご縁を感じてしまう。
風味豊かでつるりと喉越しのいい蕎麦は、専属契約している宮崎の蕎麦農家から仕入れた玄蕎麦を自家製粉し、一切のつなぎを使わず十割蕎麦を手打ちしたもの。
そば粉は、朝と夕方の2回、店内に設置した電動石臼で挽く(毎分15回転というゆっくりペースがポイント!)ため、風味抜群。
ちなみに黒い殻ごと挽く粗挽蕎麦は、一日寝かせるなど手間もかかるため限定10食。
「ツウの蕎麦好き」に愛されているとか。
おまけに各地のめずらしい日本酒や蕎麦焼酎も揃うため、酒好きにはたまらない。
「人の命を預かる大変なお仕事ですから、うちで寛いでいただけたら。
自分の好きなスタイルでゆっくり呑める蕎麦屋でありたいですね」と微笑む店主。
ぜひ、今度の休みの日、ゆっくりといかがですか?
ひなたメイン
ひなた蕎麦9393
「細挽もり」(700円)。
「本日のおでん玉子」(100円)、「大根」(150円)など。
「そば焼酎のそば湯割り」(450円)、「日本酒グラス」(500円~)。
ひなた蕎麦9415
ひなた蕎麦01
ひなた蕎麦9386
中洲 そばの実庵 ひなた
A d d/福岡市博多区中洲5-5-19 緑川ビル1階
T e l /092-262-4300
O p e n /11:30~O.S14:30
17:30~O.S22:00
定休日/日曜日、祝日(貸切り予約の相談可)
※手打ち蕎麦がなくなり次第、閉店
あなたのOff Timeは?
草野球、息子が所属するクラブチームの審判(店主)。

日本料理・おでん お多幸

関東風の極上おでんで
「お客様にご利益を!」
「医療関係のお客様には、昔から良くしていただいています、ハイ」と語る店主の太田洋さんは、小倉の「お多幸」を一代で築き上げてきた方。
のれんを受け継いだ後も独自で研鑽を積む、この道48年の職人である。
さっそく盛合せを注文しよう。
絹ごしと木綿の中間のやわらかさと表面を少し炙った特注品の「豆腐」、3日間かけてやわらかくなるまで十分に煮込む「スジ」、 プルプル弾力のある「こんにゃく」、甘くてさわやかな柚子味噌で味わう「大根」(2月いっぱいまで季節限定の味)、手づくりのふんわり「魚がし」を小石原焼の大皿に。
ギュッと中まで味がしみていて、思わず3日かけて煮込む「玉子」と旬の「里芋」まで追加してしまった。
いやー、とまりません。
「48年間の蓄積」ともいえるタレは、博多から取り寄せる特注醤油が味の秘密。
「素材を生かしたおでんに付加価値をつけるのが私たちの仕事。
せっかく食べていただくのなら、お客様にご利益があるようなものをお出ししたいですからね」と語る太田さん。
ご利益、嬉しいなあ。
おでんメイン9722
「おでんの盛り合わせ」(1,050円)を肴に「茶飯」(220円)を食べる、お酒を呑む。
他に新鮮な刺身も揃っている。
おでん9737
おでん01
おでん9748
日本料理・おでん お多幸
A d d /北九州市小倉北区魚町1-4-11
T e l/093-551-2585
O p e n /11:45~O.S21:30
定休日/なし
おでん9733
あなたのOff Timeは?
平戸などへ魚釣り(店主)。

屋根裏 貘

アングラな香りに包まれて
珈琲とアートを楽しむ隠れ家
子どもの頃、学校帰りに道草をして、友達と他愛もない話をするのが楽しみだった。
大人になった今だって同じ。
がんばった自分へのご褒美や気分転換と称して、私はよく友人と「屋根裏貘」で待ち合わせる。
1970年、店主の小田満さんと雅子さんが九州産業大学前に開いた「貘」は、自由を謳歌する大学生のたまり場だったという。
その後、親富孝通りの小さなビルへ移転し、「アートスペース貘」を併設した「屋根裏貘」として再スタート。
以来、約40年、絵や写真、造形などの現代アートの展示会を年間通じて開催し、国内外のアーティストの成長を見守ってきた。
アート鑑賞の後は、小石原焼のカップに注がれるブレンド珈琲を片手に語り合うもよし、ロングセラーの「屋根裏弁当」で腹ごしらえをするもよし。
甘辛い肉炒め、卵焼き、ポテトサラダ、昆布、梅干し、胡麻をごはんと一緒にかきこめば、お腹も心も幸せな気持ちになれることを保証します。
『屋根裏貘』の扉を開けば、いつでも素の自分に戻れる、それが嬉しい。
ばくメイン9888
ばく9889
素朴だけど食欲に火をつける絶妙なおかずとごはんがつまった「屋根裏弁当」(650円)、「ブレンド」(420円)。
ばく9863
ばく9873
ばく9878
屋根裏 貘 (やねうら ばく)
A d d/福岡市中央区天神3-4-14・2階
T e l /092-781-7597
Open/11:00~24:00
定 休 日 /なし
H P/ http://www.artspacebaku.net/
あなたのOff Timeは?
アート鑑賞、写真(店主)。
プレゼントあり!
詳しくはプレゼントで!
※消費税改訂により、価格は変更することもありますのでご了承下さい。

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