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offtime8月号 医療法人 山本外科医院 病院訪問レポート

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医療法人 山本外科医院

患者さんの一人ひとりへ、信頼に応える正しい医療を。
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「開業以来、数多くの患者さんを診てきましたが、正しい治療ができてお役に立てたとき、
笑顔で帰って行かれるときが一番の喜びです」。

JR吉塚駅から徒歩10分。昔ながらの商店が並ぶ先に、その姿を構える「山本外科医院」。昭和45年の開業以来、怪我や外傷をはじめ、様々な不調の『駆け込み医院』として地域の信頼を集め、近年はデイケアやショートステイ・居宅介護支援にも力を入れる同院について、理事長兼院長の山本先生へお話を伺いました。

専門を生かして広く診る

 私の専門は心臓外科ですが、勤務医時代は消化器分野も経験しましたし、開業当時は専門外でも幅広く診る必要がありました。開業すると、大病院へいた頃のように「どうだろう」と相談もできない、振り返っても誰もいない。すべて自分で判断しなければならず、新しい患者さんがくるたび、毎日が試験を受けている気持ちでしたね。間違いは許されませんから、必死に勉強したのを覚えています。最近は、専門以外は診ない傾向もみられますが、専門を持った上で、ある程度ひと通りは診ることも開業医には大事なことではないかと思います。

疑問には、迷わず専門医へ

 もちろん、開業医として、疑問を持ったらすぐに専門の病院へ紹介することも欠かせません。私も、近隣の先生方には大変お世話になってきました。例えば、血圧が高いのでレントゲンを撮ったらぽつんと小さいものがあり、気になって専門の病院へ紹介したところ、肺がんで即手術となった患者さんもおられました。ご年配ですが「しこりがあるようだ」と来院され、はたして小さな乳がんであった方も記憶に新しい患者さんです。画像でわかりにくいものもありますが、そこに気付くかどうかは経験でしょう。

正しい判断と正しい治療を

 そういう意味でも、私は『継続は力なり』だと思います。診断の眼を磨き、技術を磨いて、正しい診断と治療を行うことは医師の務めです。今では懐かしい思い出ですが、我々の時代は外科に入りたての頃、先輩に『頭はいらん、脊髄で働け』と叱られ、間違えると手術台の下から下駄で脛を蹴られました。厳しい反面、一人ひとりの患者さん、一つひとつの症例に向き合い、鍛えられたことが、すべて生きていると思います。若い先生方、これから開業をめざす先生方にも、ぜひ地道に経験を積み、大いに学んでほしいですね。

地域の「声」に応え続ける

 近年は、当院もお年寄りの患者さんが増えてきました。若い方もおられますが、主に脳梗塞の後遺症や骨折後でリハビリが必要な方、術後管理の必要な方が通院・入院されています。今後は、整形外科とリハビリテーション科を中心に、患者さんとご家族のご要望に応えつつ、かかりつけ医として、健康の維持・増進や早期発見に力を入れていけたらと考えています。地域で「山本外科医院があって良かった」という存在であれるように、より良い医療を追求していけたら幸いです。

~私の過ごした日々と思い出~

ここではさらに、先生の歩みをご紹介します。
● 医師をめざしたきっかけ
 父が軍医だったので、自然の流れでした。外科を選んだのは、手先が器用だったことに加え、インターンから勤めた九州大学病院に中学校時代から顔見知りの先生がおられて、外科へ引っ張られたためです。若さゆえ「一番苦労するところへ行こう」という考えもありました。
● 外科医として学んだ教え
 恩師である九州大学名誉教授の三宅博先生いわく、「患者さんを診る時は、患部だけ診ずに全身を診なさい」。開業の記念に先生からいただいた時計は、46年経った今も時を刻み、見守ってくれています。

● 開業までの歩みから現在
 経験を積み、最後に浜の町病院へ勤めたのち、36歳で開業しました。今も外来処置室では様々な治療を行いますが、当時はひどい外傷や盲腸の患者さんを救急車で受け入れ、院内で手術を行うこともありました。建物は、平成8年に一度移転して、現在に至ります。
● 医師会ではIT化を推進
 日々の診療と並行して、福岡県医師会の理事(8年間)、博多区医師会の会長(4年間)として、IT化に携わったのも懐かしい記憶です。ホームページやTV会議の立ち上げ、県下20の医師会のネットワークやメーリングリスト、各種システムの構築を行いました。当時は「アドレスを送ってください」とお願いすると、住所を送ってこられる先生もおられた時代で苦労しました(笑)。しかし、様々な方々のご尽力もあり、以前は日本医師会からの通達も各郡医師会へ届くのに郵送で2週間かかっていたのが、今や即日です。ともに行動した現日本医師会長の横倉先生が当時から『IT通』でいらして、ブラインドタッチが巧みであったことも覚えています。
● 若い先生方へのメッセージ
 もっと広く世界へ目を向けると素晴らしいでしょうね。医療の現場、その施設や設備、最新の治療法などを学び、刺激を受けることは大いに役立ちます。今後の日本の医療を担う方々の飛躍と成長に、期待しています。

of8_01左上_受付
広々とした受付フロア。陽射しがあふれ明るい雰囲気が特徴。
of8_02右上_リハビリ
患者さんと二人三脚でのリハビリ。世間話に花が咲く場面も。
of8_03左下_院内食事
毎月1日はお赤飯! 七夕には、流しそうめんも登場するなど、献立も好評の入院食。
of8_04右下_診察室
診察室には季節の花の写真。空間も患者さんの心も和ませる。

◆取材協力 医療法人 山本外科医院

住 所/福岡市博多区吉塚2丁目7-27
T E L/092-621-3297
理事長・院長/山本 一清
病床数/19床(一般病棟7床/療養型病棟12床)
診療科目/外科、整形外科、リハビリテーション科
診療時間/(午前)9:00~13:00(午後)14:00~18:00
※土曜日は午前のみ ※時間外診療および往診も可
休診日/土曜日午後、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
介護保険サービス/居宅療養管理指導、訪問リハビリテーション、訪問看護、通所リハビリテーション、
短期入所療養介護、居宅介護支援事業者、介護療養型医療施設
病診連携/原三信病院、木村病院、福岡市民病院、千早病院 他

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