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OffTime9月号 まちかど口福探訪

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OffTime編集部オススメ まちかど口福探訪

福岡・北九州の見知らぬ街角。
旅人になった気分で歩いてみれば、今まで気づかなかった美味しいお店と巡り合う。
そんなささやかな外食の愉しみ。

小料理 大石

日本の伝統食文化に根ざす、希少な「鯨料理」専門店
 今は亡きお父様が開いた鯨料理専門店の味を受け継ぎながら、「僕自身が食いしん坊なので、これまで食べたことのないレシピにも挑戦しています」と快活に笑うのは、上から読んでも下から読んでもおおらかな印象の名前をもつ"大石大"さんである。高校を卒業後、福岡や東京は銀座の割烹料理店などで修業をつみ、着実に腕を磨いてきた。
 メニューを開けば、古来より日本人の胃袋を支えてきた鯨食文化を今に伝える希少な鯨料理がずらり。下あごからお腹をさす「畝」、腎臓をさす「豆腸」、小腸をさす「百ひろ」、鯨の舌をさす「さえずり」、「赤肉」など部位に適した調理法で提供してくれる。「鯨の肉は、低カロリー高タンパクで栄養価が高く、上質な旨味を持っているので余すところなく味わえる食材です。幼い頃はあまり食べませんでしたが、大人になってからは毎回"うめーっ!"と思いますもんね」。赤肉を桜島の溶岩プレートでじゅっと焼いたステーキは、絶品。日本酒を片手に、鯨三昧!

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「鯨大石焼ステーキ」(2,500円)、「鯨三杯酢」(700円)、「鯨ソーセージ」(1,000円)、「鯨南蛮カツ」(900円)、「くじらたきこみご飯」(580円)、「鯨ハリハリ鍋」(2,000円・一人前から)など鯨料理のオンパレード。夜はできればご予約を。すべて税別。
小料理 大石
Add/福岡市中央区薬院1-9-15 Tel/092-752-1002
Open/11:30~O.S13:30、17:30~O.S23:00
Closed/月曜日
HP/http://www.koryouri-ooishi.com/

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Q あなたの Off Timeは?
A 食べ歩き、昼間からワインも(店主)。

焼酎BAR スンクジラ

「ない酒は、ない」。蔵人ご用達の焼酎専門バー
 近所の酒屋で、「焼酎なら、『スンクジラ』の店主がとにかく詳しいですよ」と紹介されて伺ったのがこちら。鹿児島弁で“隅っこ”という意味らしい。午後9時。開店と同時に駆け込むと、女性2名が楽しそうに杯を傾けている。和やかな席に混ぜてもらうと、な、なんとおひとりは、宮崎の造り手さんと聞いてビックリ。「蔵元の方も確かに多いですね。焼酎の数ですか? 店に450本、倉庫には35度以上の古酒が1000本以上。どのタイミングで開けるかが大事なのですが、ねかせた古酒はプライベート呑みが多いですね」と爽やかな笑顔をうかべるのは、店主の柳園和樹さんと美千代さんご夫婦。焼酎好きが高じて店まで開いてしまった筋金入りの焼酎ラバーだけあって、「あの何とかっていう焼酎、ある?」という漠然としたリクエストにも奥から「ハイ!」。焼酎のフレーバーの感じ方、様々な呑み方、芋ケンピなどツマミとのマッチング……。焼酎に関する知識と愛は、全国トップクラス。今宵は、焼酎で乾杯しませんか?

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くらじ酒5
くじら酒1
くじら酒4
くじらメイン
黒瀬杜氏の宿里利幸さんの遺作という万膳酒造の「宿翁」、希少なハワイアン焼酎「浪花」、「日南娘の新聞巻き」、「市来焼酎ツン」、昭和仕込みの「青潮」などなどファンにはたまらない希少な焼酎が揃う。チャージ500円、「焼酎」(一杯600円〜)。すべて税別。
焼酎BAR スンクジラ
Add/福岡市中央区平尾2-3-33 Tel/092-775-5961 
Open/21:00~O.S24:30 
Closed/水曜日、不定休
HP/http://ameblo.jp/bar-sunkujira/

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Q あなたの Off Timeは?
A バレーと野球、現在ビーチバレーに興味あり(店主)。

いづみ ぎょうざ店

大家族の台所にまぎれこんだような、ほのぼの餃子
 取材を申し込むと、質問には応えられないけど勝手に食べて書くのはOKと言われた。めずらしいケースだなあと店を訪れたら、6名のスタッフとそれを囲むお客様で熱気十分。どこかの大家族の法事にでも紛れこんだような和気あいあいとした感じに頬がゆるむ。店主の山本さんによると、店は51年目。引き揚げ者だった創始者のおばあちゃんが天津で習った餃子を再現し、娘3人と親戚一人の女性4人が受け継いだとか。
 「全部手づくりするから保存料も入っていないし、餃子の口が開いているのもうちの特徴なんですよ」との言葉どおり、素朴な黒崎のソウルフードを求めて、店は連日大盛況。家族でカウンターに肩を並べ「今日はビールがすごく美味しい。この餃子、ヤバい!」と唸る若い男性、週一回訪れる仲良しご夫婦など“質素だけど他にはないいづみの餃子”ファンは多い。朝7時から皮用の粉を練って、おでんの出汁をとり、具材を作り、16時の開店に備える。誠実であたたかい仕事に背筋がのびる想いがした。

いづみメイン
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いづみヌカズケ
いづみ人
いづみ内観
「焼ぎょうざ」(一人前10個480円)、「水ぎょうざ」(一人前8個500円)、「漬物」(350円)、「おでん」(130円〜)、「ごはん」(200円〜)。すべて税込。
いづみ ぎょうざ店
add/北九州市八幡西区黒崎3-5-10  
Tel/093-621-5604
Open/16:00~O.S22:00
Closed/日曜日、月曜日

いづみ外観

Q あなたの Off Timeは?
A 掃除や買い出し、仕込み(店主)。

リキハウス (番外編)

唐津初のピザ&ライブハウスで懐かしい時間を
  JR唐津駅から歩いて10秒。唐津で初めて神戸仕込みの本格ピッツァをふるまった店『リキハウス』は、ライブハウスの草分け的存在でもある。1972年の創業以来、店を守り続けるのは、小柄な体にチャーミングな笑顔をたたえ、コーヒーやピザ、定食などを作りながら、ライブ運営も精力的にこなすスーパーウーマン、店主の一力千恵さんである。
 46歳という若さで旅立ったご主人の一力干城さんは、若いミュージシャンやアーティスト、作家達に慕われたキップのいい兄貴分だった。何でも60年代後半、新宿のジャズ喫茶で出会ったのは小説家になる前の中上健次だったというから映画のようだ。さらに夢を追うバンドマンを惜しみなく応援すべく、吉田拓郎や矢沢永吉、中島みゆき、長淵剛など匆々たるミュージシャンを唐津に招き、演奏と交流の場を築いてきた。そんな話を伺いながら、具沢山のマルゲリータにかぶりつき、珈琲を飲んでいると、ここでハチャメチャな青春を過ごした若者たちの笑顔がうかんでくるのだった。

リキメイン
リキサブ
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「マルゲリータピザ」(6インチ600円〜)、「トアルコトラジャコーヒー」(400円)、すべて税別。壁一面には、小倉のイラストレーター黒田征太郎さんが店主の一力干城さんに贈る鎮魂の絵が架かっている。
リキハウス
Add/佐賀県唐津市二タ子2-1-15 
Tel/0955-73-7142
Open/11:00~24:00
Closed/日曜日

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Q あなたの Off Timeは?
A ヨガ(店主)。

 

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