一般社団法人 福岡県社会保険医療協会 社会保険 仲原病院
地域の「安心」をめざして。
「診療の幅を広げ、質を高める一方で、当院が育んできたあたたかく、優しい医療を大切にしていきたいと考えています」。
昭和25年の診療開始以来、地域と共に歩みを続け、信頼を集める「社会保険 仲原病院」。
粕屋医療圏における拠点病院のひとつとして、地域の医療ニーズに応えるための取り組み、その現在と今後について、院長の岡嶋先生にお話を伺いました。
がん医療と糖尿病治療
専門外来と透析を充実
また、行政や地域において今後構築され、推進されていく医療体制の中で、当院でもできるものは積極的に参加・協力し、これからの時代や環境、患者ニーズの変化に十分に順応した医療の提供に職員一丸となって取り組んでいきたいと思います。
敷居を低く、密に連携
医の原点を問い続ける
PickUP~治療も環境も「患者中心」の透析センター~
■ 設立の経緯について
― 当院は糖尿病の患者さんがとても多いんですね。日本糖尿病学会認定教育施設であり、地域における糖尿病治療の要的存在であります。将来的にはセンター化を考えておりまして、そのためには糖尿病の腎症、最終的には透析の治療に対応できる施設が必要でした。設立が実現したことで、透析にいたる前の進行を防ぐという点でも診療の幅が広がり、地域医療の充実へさらに貢献できるようになりました。
■ 透析診療について
― 九州大学病態機能内科学腎臓研究室にご協力をいただいています。最新のガイドラインや臨床研究の結果を十分考慮した透析を行うと共に、透析に関連した合併症や全身状態の管理に重点を置いて、治療を行っています。患者さん一人ひとりに、目も心も行き届く診療が目標です。おかげさまで開設以来、外来透析患者さんの数は順調に伸びております(血液透析20名/11月現在)。
■ 施設環境について
― バリアフリーのワンフロアで、ナースステーションから細かく目が届く設計です。個室も2室完備しています。透析中は、電動ベッドで姿勢を容易に変えることができ、各ベッドに完備した液晶テレビをご覧いただけます。風が直接当たらない「全放射整流ユニット式」の空調設備やLED照明を採用して、快適な環境に配慮しています。ご好評の「外来透析食」(松花堂弁当/1食450円)など、ソフトも今後さらに充実していきたいと考えております。
陽射しあふれる透析フロア(透析ベッド15台)。
ご希望者へ送迎実施(車いす対応の車両も用意)。
◆取材協力 一般社団法人 福岡県社会保険医療協会 社会保険 仲原病院
T E L/092-621-2802(代表)
院 長/岡嶋 泰一郎
診察科目/内科、外科、消化器科、整形外科、放射線科、眼科、リハビリテーション科、麻酔科・ペインクリニック(内科・外科)、腎臓内科、人工透析内科
病床数/135床
外来受付/(午前)8:30~12:00(午後)13:30~16:30
※土曜日は午前のみ。
※診療科・専門外来によって異なります。
※急患の場合は時間外診療も行っています。
休診日/日曜日・祝日、土曜日午後、年末年始
H P/http://nakabaru-hp.jp
CHECK!
広報誌「仲原だより」はHPより閲覧・ダウンロードできます。ぜひご覧ください。
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